ひとつのボールをみんなで追いかけて 「ライオンズ」輝く連覇、「サンハイツ」惜しくも2位
前日に「処暑」を過ぎ、涼しさを感じる8月24日、社体振主催「自治会親善ソフトボール大会」は6チームが参加し、幕張西第三公園(少年野球場)で開かれました。
北京五輪で日本女子が優勝したためか女性選手が出場のチームもあり、白球を追いかけ熱戦を繰り広げた結果、ライオンズがサンハイツAチームを決勝戦で破り、栄えの「連覇」となりました。
関東地方のどこも雨降りというこの日、幕西地区だけは曇りの“ソフトボール日和”。溝端社体振会長、堀内連協会長の挨拶を受け、「5イニング、40分打ち切り」(決勝戦は50分)方式でA、B2面のグラウンドで試合開始です。皆さん、我こそ幕西の“All Japan上野選手”だとの気概十分に見えます。
1回戦Aグラウンド出場のサンハイツBチームは“和気あいあい”がモットーか打順も年齢順、ややメタボ気味の選手の皆さん奮闘しましたが、インターに残念負け。Bグラウンドの5・6丁目チームは紅1点の藤沢さんがヒットと初打点で西県営チームと大接戦、ダブルプレーあり敬遠の四球ありで時間切れ寸前、西県営がサヨナラ勝ちとなりました。
2回戦はサンハイツA vs 西県営、投手はサンハイツ=相茶、西県営=坂田と社体振指導員が務めます。女性投手の坂田さん“昔取った杵柄”と頑張りましたが、練習不足のためか、名門(?)のサンハイツAチームに及びませんでした。親子で“二遊間”を固めた西県営チームは世代を超えて楽しむ大会の趣旨どおりで素敵でした。
2回戦のもう1試合は、昨年の覇者ライオンズが登場、下馬評どおりの実力発揮でインターを一方的に撃破、「お~ぃ、武士の情けは無いのかい」と言ったところです。
決勝戦前に「1回戦の敗者戦」、サンハイツB vs 5・6丁目。実に楽しいゲームとなりました。5・6丁目チームが得点しすぎ主審が「ホームインした人、手を上げて」と聞く始末、試合終了し、負けたはずのサンハイツBチームが「さぁ最後の守備」とグラウンドに散ります。なんと5・6丁目の女性をバッティングボックスに立たせるサービスでした。「応援だけでなくバットを思い切り振って楽しかった」と4人の女性ピンチヒッターの声でした。「最下位決定戦」でも、子供に帰ったように無邪気にひとつのボールを追いかける素晴らしい幕西のオジサンたちの典型を見せてくれたゲームとなりました。
決勝戦は前評判どおりライオンズ vs サンハイツA。3イニングまでサンハイツチームも善戦しましたが、西田さんのフェンスオーバーの大ホームランなど打棒が爆発したライオンズチームが6対1で昨年に引き続き連続優勝となりました。
途中ポツポツと降った雨もみんなの熱意で最後までもたせ、正午過ぎ閉会式です。「成績発表」を決勝戦負け投手の相茶社体振指導員がチョッピリ口惜しそうに行ってくれました。
溝端社体振会長から「賞品授与」と「女性も参加し盛り上がった大会でした。次回はチーム数が増えるよう協力願いたい」との講評があり、大会を終了しました。
参加各チームとも記念写真撮影を行ったり、恒例の“呑み会”を計画する自治会もあり、終了後もコミュニケーションを深めるソフトボール大会でした。 (渡邉 記)
2008年08月24日|投稿者:スタッフ|