社会体育振興会主催 たくさんの初出場者も‘息呑む’決勝戦 雪辱果たしたサンハイツ、コーポは2点差に泣く !
社会体育振興会主催「第38回自治会親善家族バレーボール大会」が、今年も5月24日8チームの選手・応援団を集め幕張西中学校体育館で開かれました。コート外では‘親善’、コート内では‘真剣プレー’を展開し、優勝は大接戦を勝ち抜いた「サンハイツチーム」が「コーポチーム」を僅差で破り、前大会の雪辱を果たしました。
「悪天候かも」の予報が当たり、参加者集合の8時過ぎにはポツポツと雨が…。でもそんな天気に負けず皆さん‘オハヨウ’と挨拶しながら元気な顔を見せてくれました。中には‘来るだけで疲れちゃった’と冗談のベテランプレーヤーは今からフェイントかな?
予選‘総当りリーグ戦’のブロック割りが行われ、Aブロック・「5・6丁目」「西県営」「コーポ」「ハイツ」、Bブロック・「パレステージ」「インター」「サンハイツ」「ライオンズ」と決まりました。昨年の決勝戦を戦った「コーポ」「サンハイツ」両チームはブロックが分かれ‘決勝で今年も会いましょう’と言ったところ、‘そうはさせぬ’と燃える他のチーム。
8時40分からの開会式では、溝端・社体振会長が「全チーム遜色ない実力と聞いています。戦国大会をファィトで勝ち抜いてください」と激励、堀口・連協会長も「場内にムンムンした熱気を感じます。町づくりコミュニケーションも果たす大会にしてください」とそれぞれ挨拶がありました。
昨年の王者「コーポチーム」から優勝カップ返還、ルール説明、役員・応援団も含め全員の準備体操をした後、「5・6丁目vs西県営」「パレステージvsインター」の第1試合が開始され‘ワンのツウの’、‘つなぐよ~’の声が館内に溢れ出ます。
「パレステージ」「ライオンズ」の両チームにはフレッシュな新しい仲間が多く頼もしい限り、「サンハイツ」「コーポ」はベテラン中心に実力を誇るチーム構成、そして「西県営」「5・6丁目」は女性主体のチーム、「インター」「ハイツ」は男性を含め、幅広い年齢層で作り上げたチームとお見受けしました。
午前の予選は各チーム3試合づつで、真剣プレーを繰り広げますがどうやらA、Bブロックの進行時間に差がついてきたようで、早く終了したBブロックは‘一足お先に’とお弁当タイムです。一方、コーポと西県営のAブロック最終戦は‘腹減ったよ~’とひもじさ抱えてのプレーです。12時半過ぎに決勝トーナメントに進出がAブロック「コーポ」「5・6丁目」、Bブロック「サンハイツ」「インター」と決まり、いよいよ応援の方たちも含め熱気が充満してきました。
「コーポvsインター」「5・6丁目vsサンハイツ」の準決勝戦は、下馬評どおりコーポ、サンハイツが2セット先取のストレート勝ちをし、さぁ昨年と同じ顔合わせの決勝戦となり、両チームの応援団もコートサイドに陣取ります。
互いに相手を熟知したベテランが多い両チームのプレーは、ミスした選手にボールを集中する、ゆるくてもラインぎりぎりにラリーするなどテクニックに溢れたもの、初出場の選手も「ヘェ~ッ」と感心する熱戦が続きます。第1セット・サンハイツ、第2セット・コーポがとり互いに譲りません。「何処まで続くの?」の第3セット、13対13の同点時に「1試合50分ルール」での‘時間切れ・得失点差’による勝敗決定となりました。結果は「3セット合計41対39」2点の僅差でサンハイツがコーポを破り、見事昨年の雪辱を果たしました。別コートで行われた「3位決定戦」は5・6丁目チームが勝ちあがりました。
14時からの閉会式では成績発表と優勝から4位までのチームに賞品が贈られ、続いて講評にたった結城副会長は「素晴らしい決勝戦を見せてもらいました。どちらが勝ってもおかしくないプレーの連続でした。5・6丁目やインターのチームから新しい顔や高校生の出場があり喜ばしい限りでした。ぜひ、次回はさらに新しい仲間が増えてもらいたいものです」と述べました。
‘親善’の要素が高くなり、優勝カップ贈呈も今回限りとのこと、新しい自治会も加え、幕西地区のバレーボール人口がもっともっと増えてほしいと思わせてくれた賑やかな大会でした。 (渡邉 記)
2009年05月24日|投稿者:スタッフ|