小学生から‘傘寿超え’のベテランまで
二百人で元気に「昭和の森」を歩きました
4月29日「昭和の日」、社体振主催で恒例のハイキングが200人の参加で開催されました。今回の行き先は、三年ぶりの緑区「昭和の森」―。数日続いた雨降りが一転快晴となり、土気駅から昭和の森・太陽の広場まで、「健脚」8km「ファミリー」3kmの2コースに分かれた皆さんは、初夏を思わせる日差しと、身体の中を拭きぬける爽やかな風に包まれるように、全員元気に歩くことができました。
‘寒の戻り’のような陽気が続いた今春も、やっと本物の春が訪れ、絶好のハイキング日和になった恒例の4月29日、JR幕張本郷駅に胸に赤リボンをつけた小学生から、80歳を過ぎて健康そのもののベテランの方たちまで、200人の「幕西のお仲間」が集合しました。
今年の社体振ハイキングは3年ぶりの「昭和の森」。‘社体振のハイキングは毎年良い天気ですね’の問いかけに‘そりゃぁ、4月29日の昭和天皇誕生日ですもの’とベテランのお答え、若い人分かりますか?
各自治会と社体振役員さんが人数確認して総武線で千葉駅まで、外房線に乗り換えですが、四両編成だけに電車の停止位置は「前だ」「後ろだ」と大騒ぎしながら乗車して土気まで約20分。
土気駅前で全員集合してから溝端・社体振会長から「200人も参加していただきありがとうございます。好天に恵まれ3年ぶりのコース、2つのコースを元気に歩いて太陽の広場で会いましょう」と挨拶を受けました。参加者の皆さんが、それぞれ健脚」8km「ファミリー」3kmの希望コースを選んでもらい10時前、ハイキングスタートです。レポーターは「歩けるかな?」と思いながら健脚コースに…。
「あすみが丘ふれあい広場公園」から入る‘チバリーヒルズ’は、3年前に初めて見たときは豪壮な邸宅林立に驚いたものですが、二度目ともなると見慣れたせいか「アッ、そう〜」(負け惜しみですかね)。山道に入ると竹薮が続き、やや成長し過ぎの筍が歓迎してくれました。早速、コミュ懇会長の笹木さんが一句、
指差して 竹の子竹の子 子らの声
40分歩いて「給水タイム」。「今、全コースの半分くらいですか?」の問いに、ナビ役の結城副会長は平然と「三分の一ですかな」に「聞かなきゃ良かった―」。
鳥のさえずりを聞きながら畑の真ん中を歩きます。爽やかな風が、うっすらとかいた汗を吹き飛ばしてくれます。またまた笹木さんが
この道は いつか来た道 若葉風
板倉町の「いちごファーム」で二回目の休憩、前回「試食品」と勘違いし、美味しいイチゴを食べ終わったら、千葉さんが「これ俺が買ったものだよ」で、食べちゃったお仲間が‘いけねぇ’と大笑いした場所、‘そうだったなぁ’と今回も参加の鷹揚な千葉さんでした。
小さな山あいに蛇のヤマカガシを見つけました。キャァッと叫んで逃げる人、傍によって写真に撮る人、様々です。蛙の声も聞こえます。
‘胸突き八丁上り坂’、ヒーハー、ゼイゼイの連続で、やっと目的地の太陽の広場に到着。とっくに着いていたファミリーコースの面々に「遅かったね」と言われ答えは「疲れたぁ?!」―
小学4年生の赤星聡武・杉田菜々・中野夏帆のトリオが元気に完歩し、顎を出した叔父さんたちから‘スゲエなぁ’の感嘆の声しきりでした。
自治会ごとに「お食事タイム」が始まりました。「○○さんから差し入れでぇす。回して」等の交流の声を、広場にたなびく鯉のぼりが‘美味しそうだなぁ’と見とれているようでした。
広大な太陽の広場の芝生と木々は、前日までの雨に洗われ目に沁みるような鮮やかな緑、‘気持ち良いねぇ’の言葉も飛び出します。食事後はこれまた恒例のフォークダンス、「照れくさいと思ったけど、参加したら楽しかったわょ」とは初参加の奥様の感想でした。
午後2時前、各役員さんが点呼して、結城副会長が自治会ごとに記念写真を撮ってから帰路につきました。自治会ごとに土気駅まで一目散です。僅か30分で到着した往路は「健脚コース」の方たちは、「私達の午前のコースは何だったのですか?」…。
帰路も千葉駅経由で幕張本郷駅には予定どおり午後4時に戻ることが出来ました。‘いっぱい歩いて、いっぱい食べて、いっぱい遊んだハイキング’、準備をされた社体振の皆さん、各自治会の役員の皆さん、なにより参加されて汗を流した皆さんお疲れ様でした。次回も新しいお仲間を誘い合って参加したいものです。
(渡邉・記)
2010年05月01日|投稿者:スタッフ|