700人が楽しんで…
小雨吹き飛ばし、皆で成功させました
M@WS主催「第5回ふれあい祭り」
10月31日、幕張西小学校でNPO 法人「幕張西スポーツクラブ」主催の「第5回ふれあい祭り」が千葉市教育委員会の後援、社会体育振興会・青少年育成委員会の協賛を得て幕張西小学校で開催されました。前夜の季節外れの台風襲来、朝からの小雨に負けずに集まった700人の‘ふれあい好き’の仲間達が、遊んで、食べて晩秋の1日を楽しみました。

「台風一過」で快晴を期待したのに朝から小雨―。「絶対晴らしてみせるょ」と役員さんやフリーマーケット・模擬店出店のお母さん達は会場つくりやテント設営を早朝から進めます。熱意通じたのか8時半過ぎには小雨は上がってくれました。少年野球・ファイヤーズの川島さん、‘みんなで遊ぼう’を卒業した中学生の鈴木里奈さん、年齢も立場も違っても皆で「下働き」に汗をだします。「これが幕張西地区そしてM@WSの良い所だな」と思っているうちの9時、開会式です。
冒頭、挨拶に立った結城理事長は、悪天候にかかわらず参加された皆さんと来賓の方々にお礼を述べた後、「活動種目は19を数えるようになり、会員も450名を突破した。千葉TVで活動を紹介されたのも地域の会員を始めとする皆さんのお蔭。しかし、マンションの増加による人口増など、幕西地区の‘健康・コミュニティづくり’はますます重要になっている。今後もご支援・ご協力を賜りたい」と参加の皆さんにお願いしました。
溝端・社体振会長、近藤青少年育成委員会会長から激励の挨拶を頂戴した後、会場をお貸しいただく幕張西小学校・内藤教頭先生が「当校の校庭は、聊かの雨では万全。大いに1日楽しんで下さい」との嬉しい挨拶をいただきました。来賓の方たちの自己紹介と、本日のスケジュールが発表されて、さぁ、ふれあい祭りの幕開けです。25名の健脚自慢の皆さんが香澄公園周回ウォーキングに出発しました。
校庭で、体育館で、校舎入り口で、そして模擬店等々で‘ふれあい祭りはテンコ盛り’です。各会場ごとに覗いてみました。
【模擬店やフリーマーケット】
横山さんの焼そば
いつも校門入り口に設営される、少年野球の横山さんの‘人気焼そば’、この日ご本人は長年の少年野球に対する貢献での表彰式出席で、午前は焼きそばやさんになれず白石コーチが文字通り「代打」です。
お花の「八坂園」さん
検見川神社脇の八坂園さん、今年も可愛く綺麗な鉢植えの花を持ち込んでくれました。おすすめはガーデンシクラメンだそうです。
マリーンズのカレーライス
ゴムバレーチームからの出店です。「安いですょ、300円」と元気です。
ケイジャーズの唐揚げ・さつまいもスティック・フライドポテト
若さが売り物、バスケットボールチームからの出店、「完売」したそうで、何かコツがあるのかな?
ファイヤーズのフリーマーケット
少年野球ファイヤーズの選手たちのお母さんが出店。「プロでないの」と思うほどバラエティ豊富な品々を毎年出してくれます。今年の売り上げも上々とお見受けしました。
ヨガの皆さんのおでん
「あんなにたくさん持ち込んで大丈夫かな」の心配は素人考え。少し寒かったこともあり‘おふくろの味’は大好評、これまた「完売」とお聞きしました。
革バレーのみなさんが手作りパン・柚子・林檎
手作りパンは、毎回出品で固定ファンもいるようです。「柚子買って、三個100円ですょ」お母さんに命令されたのか(?)少年販売員が昼休みに会場内を売り歩いていました。
バドミントンチームのフリーマーケット
ベテランから小学生まで、入り混じってのフリマ振り―。「売り上げはもうひとつ、種類が不足したかも…」とのことで、次回に希望をつなげたようです。
雨が降り出しそうな時間帯もあり、全店早めの完売目指して呼び込みに精を出していました。何せ、売り手も買い手もかつて知ったるお仲間同士、「買ってょ〜」と頼まれれば、自然にお財布が緩んでしまうのかも知れませんね。
【ペーパークラフト】
校舎入り口付近に設営し、今年は「かさ袋ロケット」「変身六角形」「おりがみ独楽」を作らせてくれました。ちびっ子達には、やはり「かさ袋ロケット」が人気のようです。何故かお祭り終了間際に、ベテランのご夫人が大挙参加され、あたかも‘団体研修’―。
【健康相談】
初めての取り組みで「健生病院 健康友の会」から看護師さんやスタッフの方たちに参加されての健康相談です。ひとりひとりの健康に対する相談や質問に、大変丁寧に対応していただきました。
【体育館】
空手模範演技
鈴木師範を先頭に25人での演技です。毎年の出場ですが、何度見ても‘ナイス迫力’。演技中は真剣で、終わったとたんに無邪気な顔に戻る少年・少女達が印象的でした。
吹き矢
老若男女、何方にも出来るスポーツととしてM@WSでも人気種目になりつつあります。「出来るかな?」と腰を引き気味の方に説明しながらの練習、‘ビシッ’と的に当たる快音が気に入ったか「練習日を教えて下さい」と問い合わせをする方もいらっしゃいました。
練功・太極拳
30人の参加。初参加のお顔の方も見受けました。「ノンビリしているようで、全ての筋肉を使い鍛える素晴らしい種目だね」的確に観ていた男性の感想でした。
フラダンス
神田外語大学のフラダンスサークル・ホアーアロハ(親友という意味だそう)の女子大生10人が初参加してくれました。舞台上でなくフロアーで演技を見せてくれて大好評です。目の前1mで若さ溢れてのダンスに、座り込んで見とれた男性陣も「若いっていいなぁ」と只々感心するのみ―。短い時間でしたが、終わりは男の子女の子も一緒になってアロハ〜と踊りの輪に入れてくれました。「来年も来てね」の声が多く、ふれあい祭りの‘華’になるかも知れません。
【校 庭】
グラウンドゴルフ
幕西地区では盛んな種目ですが、今日ばかりはファイヤーズの赤いユニフォーム軍団に占拠されたようです。「やった、バーディーだぞ」「どこに打っているんだよ」―。元気なこと、々々です。
午後から行われた「ニアピン大会」は少年の部で何と小学1年生の中村怜君が優勝、5年生の○○君は「1年生に負けて恥かしいから名前言わないょ」でした。
ストライクアウト
まだ‘立っちして間もなく’のような男の子がチビッ子姉ちゃんと姉弟での挑戦、「エイヤ〜」にファイヤーズのコーチの皆さんもニコニコ顔。ちゃんと当たりましたょ。
ペタンク
フランスで生まれ「両足を揃える」という意味だょ、と子供たちに教えたら「だからペタンクだね!?」にムムッ。とりわけ小学生に大人気で、女の子との混成チームに何回も負けては口惜しがるファイヤーズの面々に「おぃ、君達ガンバレ」と笑顔の近藤青少年育成委員会会長でした。
ターゲットバードゴルフ
この種目だけは、ゴルフ経験者でなければ、まともに羽は飛んでくれないようです。ゴルフをするお父さんの参加が、今回は少なかったようで、‘いつまでもやり放題’の親子連れがいましたょ。
9時の開幕から午後2時の閉幕まで、役員も各種目やお店のスタッフも、当然一般参加者の皆さんも、身体を動かして、喋って、騒いで、食べた5時間でした。雨も終了の頃には「M@WSの熱気に負けたよ」と完全に上がりました。皆さん楽しかったですね、お疲れ様でした。
(渡邉 記)
2010年11月01日|投稿者:スタッフ|