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大盛会の「青少年育成委員会」定期総会


「幕張西中学校区青少年育成委員会」の定期総会が、5月29日(日)に幕張西公民館で開催されました。会場の講堂から溢れそうな大人数の参加で行われた総会は、昨年度の活動の総括と新年度の活動方針を決め、来賓の高校・中学校・小学校の先生達から各学校の近況報告を受け、‘更なる活動の充実’を確認し合いました。

 青少年の健全な育成を願うことは誰もが思うことですが、地域の連帯や行政機関との連携が不可欠です。その為、「青少年育成委員会」は、地域内の他団体の活動と調整しながら、青少年の育成を地域ぐるみで推進していく中心の組織です。「学校関係者」「町内自治会役員」「民生児童委員」「青少年補導委員」「青少年相談員」「PTA」「社会体育振興会」など幅広い方たちで構成されています。

 総会は、鈴木・幕西中教頭先生の司会により、近藤弘会長の「開会のあいさつ」で始まりました。 近藤会長は「東日本大震災」により被災された方たちにお見舞いを述べるとともに、一年間の会員のみなさんによる積極的な活動に感謝し、子供達の健全な発育を保証する環境を、さらに作り上げるための協力を呼びかけました。

 来賓の県教育委員会・子ども未来局「健全育成課」の秋葉氏は「『少子化』などの社会環境の変化、さらに携帯電話、IT関連機器などの普及により当美浜区の青少年の生活環境も大いに変わろうとしている。地域の子供達は地域全体で育てる視点を堅持して、今後の活動をお願いしたい」と挨拶されました。続いて新委員への市長からの「委嘱状」を、魚住美和さんが代表して受けました。

 議事は、松本貞實さんの議長で審議が行われました。「報告」として「事業報告」は泉水副会長、専門部報告は、「環境非行対策部」・鈴木、「レクリエーション部」・相茶、「健全育成福祉部」・菅野、「広報部」・松岡さんから懇切丁寧に説明がありました。事務局・西尾さんから報告された「収支決算報告」ともども一括拍手承認されました。

 「ゴミ〇運動」「盆踊り」「パトロール」「区民フェスティバル」「大運動会」「市内点検活動」「ドッジボール大会」「ふれあい祭り」「民芸教室」そして「広報誌発行」と幅広い活動を盛り込んだ、平成23年度「事業計画」と「収支予算」(いずれも案)も、各担当者から時間をかけての説明で拍手で承認されました。

 「役員改選」は、任期2年の中間年のため、全員「留任」が発表されました。

 「感謝状贈呈」では、伊賀賢さん、中村昭男さんそして5月に急逝された曽根博さんに、永年「育成活動」への献身的なご努力に対し、近藤会長から贈られました。

 「その他」項目で、高橋・幕西中、日暮・幕西小、村松・幕南小の3校長先生、並びに豊城・幕張総合高校教頭先生からそれぞれの学校からの報告をいただきました。それぞれの学校の独自な取り組みとともに、東日本大震災により「液状化」など被災の実態、それに伴う影響が報告されましたが、生徒・児童達は「校外学習」等で地震に負けない生き生きした様子が述べられたことが共通した事項でした。4先生とも、「子供達の育成には、学校、家庭だけでなく、地域との連携が不可欠」なことを強調されたことが印象的でした。

 滝川・幕西公民館館長から「公民館の空き時間の利用促進」と「図書室の更なる有効利用」について積極的な報告と‘お願い’があり、熱気と共に充実した定期総会は大成功の内に終了しました。

 各専門部は、総会終了後に早速「部会」を開催し、当面の取り組みに対しての討議を行いました。

 新マンションの建設などにより、小・中学生が激増している幕張地区、彼らが‘未来の地区の主人公’のことは確実、住民一人ひとりが「ほんのちょっと青少年育成の為に一歩足を踏み出す」ことの大切さを考えさせられた「青少年育成委員会」定期総会でした。

(渡邉 記)

011年05月30日|投稿者:スタッフ|


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