第51回千葉市少年球技大会(美浜区少年少女ドッジボール大会)が7月24日に打瀬中学校体育館で開催されました。幕西地区からはM@WSのAとBチーム、少年野球のファイヤーズの3チームが出場し、区内の他小学校チームと激戦を繰り広げましたが「優勝したい」の積年の願いをM@WSのAチームが見事実現し、ファイヤーズが準優勝に続きM@WSのBチームも3位と夢のような好成績を挙げてくれました。
開会式で増子体指連・美浜区会長は「元気ですかみなさん。さぁ、ドッジボール大好き小学生の大会の始まりです。夏休み、しっかり動いて勉強もして、良い友達を作りましょう。‘なでしこジャパン’を見習い、仲間とまとまって元気なプレーをしましょう」と挨拶、来賓の溝端幕張西社体振会長も「皆の元気な姿を見るたび、美浜区の素晴らしさを改めて感じます。頑張って下さい」と参加の少年・少女を激励しました。
大会は全12チームの出場、4ブロックに分かれて各2試合づつ‘総当り’の予選リーグを戦い、1位から4位グループがトーナメント戦を行い順位を決める方式です。毎年、幕西地区から出場チームは‘あと一歩’でブロック優勝を逃し「来年は絶対勝つぞ」と反省の繰り返しでしたが、今年は3チームとも大変身を遂げてくれたようです。
体育館内Aコートに登場のAブロックM@WSのAチームは、他校のお友達が「強すぎるょ」とやっかむほどのスピード溢れたボール捌きで2連勝、同じコートで戦ったCブロックのファイヤーズも、相手の全員を‘コートから追い出す’完勝で、それぞれA,C
ブロックの優勝で1位グループでトーナメント出場に決まりました。
女子が主体で「やや弱体か」と思われたBコート出場のDブロックM@WSのBチームも、ファイヤーズから2人の「助っ人」を得て‘勇気百倍’、全員男子のチームをも撃破し、Dブロックの勝者です。1位グループ4チーム中、幕西地区だけで3チームという夢のような出来事が起こり、増子体指連・美浜区会長、溝端幕張西社体振会長のお2人とも立場を思わず忘れたように頬が緩みます。2位以下のグループの「順位決定戦」が終了後「1位グループ・トーナメント戦」の開始です。A,B両コートに必ず「幕西チーム」が出場するわけですから、‘どっちの試合を応援しようか’は贅沢な悩みと言えます。
ファイヤーズvs M@WS・Bの「同士討ち」は男子ばかりのファイヤーズの順当勝ちで、「ドッジボールの神様」というチーム名をつけた強豪の高洲4小と戦ったM@WS・Aは2:1の好試合で勝ち、ともに決勝戦に駒を進めました。「おい、いずれにしても幕西が優勝と2位だぞ」―。応援のファイヤーズのコーチの皆さんもニコニコ顔、でも子供達の顔は「絶対僕らが優勝するぞ」と引き締まった顔でのファイナルゲームは、手に汗握る接戦となりました。野球ユニフォームで固めた一回り大きな体のファイヤーズの選手は小学生と思えぬ豪球を投げます。武田、照沼君を中心としたM@WS・Aはスピードで対抗、またゲームカウント1対1でファイナルゲームに突入、4分間の激闘の凱歌はM@WS・Aに挙がりました。「両チーム表彰」ということで、M@WS・Bも3位と決定しまし。
正午前に行われた閉会式で増子体指連・美浜区会長は、1位から3位のチームを表彰した後の講評で「出場全チームとも目一杯健闘してくれました。とりわけ幕西から出場の3チームは見事な成績でした。よい夏休みを送ってください」と、会長のお顔の半面‘幕西の増子さん’のうれしそうな顔も見せてくれました。
やっと夢をかなえたどころか上位独占の今大会、きっと他校のお友達は「打倒・幕西」を合言葉に来年は出場してくる筈。しっかり練習して、来年も是非良い成績を挙げてほしいものです。 (渡邉 記)
2011年07月24日|投稿者:スタッフ|