本格的な春到来を思わせる好天の3月25日(日)、「第10回幕張西地区グラウンドゴルフ選手権大会」<主催:NPO法人幕張西スポーツクラブ(M@WS)、協賛:幕張西地区老人クラブ連合会(地区老連)>が「5・6丁目緑地公園」で開催されました。日頃の‘研鑽’の腕を発揮しながら、‘お友達づくり’も出来た99名の参加選手の皆さんでした。
いやはや前日に比べ物凄い上天気に恵まれて、集合時間前には全員集合です。個人戦の今日の試合ですから、本部に貼り出した「組合せ表」を‘ドレドレ’と覗き込む参加選手達―。ベテランプレーヤーが多いことが特徴的なグラウンドゴルフですが、年々カラフルなウェアが目立ちます。第10回目の大会ともなると、他チームでも「あら~、暫らく」のお知り合いが多いようです。
8時50分に開かれた「開会式」では、沼尻・大会会長から「2日続いた雨も皆さんの熱意に負けて好天となりました。10回目を迎えられたのも皆さんの協力のお蔭。是非、絆を強める大会にしてください」との挨拶がありました。続いて協賛の戸田・地区老連会長は「仲間づくり、健康づくり、そして地域を豊かにできたらとの趣旨で活動しています。今回も25名が参加しました」とのお話がありました。地区老連からたくさんの寄付もこの大会に向けていただき大感謝です。
広谷・競技委員長(M@WS副理事長)から「M@WSの会員証切り替えよろしく」「3月4日に千葉市教育委員会からM@WSは優良団体として表彰された」などの報告をされた後ルール説明があり、全員で「準備体操」を行って9時10分、‘4人1組・25チーム’がホイッスルに合わせ一斉にゲームスタートとなりました。
芝生は最高のコンディション、いきなり「入った~」のホールインワンの声も飛び出しました。
女性プレーヤーの方が‘仲良く楽しく’が目立つようです。男性の方でご自分の失敗プレー振りに「俺は何やってんだ、ダメだなぁ」と人生の悲哀を一身に背負ったような御仁もいらしたりして…。30分程度で1ラウンド終了すると「次はどこだ?」と小走りに第2ラウンドに向かう元気なベテラン達です。2ラウンドが終わりごろになると各チームのテンポも早まり、上天気もあいまって一緒にプレーする他チームの方と‘すっかり新しいお友達’振りが目立ちます。「五つ叩いちゃった」と嘆く男性に「それだけいっぱい運動できたんだから」と変な慰めぶりも新しいお仲間同士の会話でした。
偶然見つけました。コーポ・友遊会の山川夫人、Cコースの第1ホールで、お隣Dコースの第1ホールに見事なホールインワン(?)。めげることなくキチンと打ち直して、3打であがるところは鮮やかでした。
11時を回り、開始2時間を経過するとそろそろゲームオーバーです。スコア集計を待つ間、恒例の「ニアピン大会」が32名の選手で競われました。50M近いロングコース
での‘勝抜き戦’ですが、「3回戦」でコーポの阿部さんが50cmに寄せれば、ハイツの佐山さんは何と48.5cmで1.5Cm差で勝利というレベルの高さを見せてくれました。
その佐山さんがニアピン大会優勝、女性の唐木さん(さんご倶楽部)が2位、3位は木島さん(5・6丁目)と続きました。
さぁ、12時20分スコア集計も済み「表彰式」です。個人優勝は新井欣司さん(さんご倶楽部)がホールインワン4つを含めグロス65の‘ブッチギリ勝利’です。準優勝は高橋俊夫さん(5・6丁目GG)が74で、3位は藤井佑子さん(幕西なかよし会)75となりました。各賞授与では「当日賞」「ラッキー7賞」「BB賞」「BM賞」10位ごとの「跳び賞」、5位ごとの「跳び賞」とユニークそのもので、賞品もいっぱいです。
各賞では何故かコーポ・友遊会の方たちが強運に恵まれ、賞品獲得が多かったようです。
最後は「ホールインワン賞」ですが、「何発出しても賞品は1コですょ~」と役員さん、なるほど2発出した方はザラでした。
沼尻大会会長から「お疲れさまでした、楽しかったでしょうか。皆さん和やかなプレーをみせていただき何よりでした。次回も是非ご参集下さい」と閉会の言葉がありました。
各クラブ参加賞も受けて、やっと‘のどかな春’を感じた大会を終了、解散しました。
元気なプレーを見せてくださった99人の選手の皆さん、お疲れさまでした。
(渡邉 記)
2012年03月27日|投稿者:スタッフ|