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「青少年育成委員会」が定期総会開く


「青少年育成委員会」が定期総会開く « MawsWeb

5月27日、幕張西公民館で「平成24年度・幕張西中学校区青少年育成委員会」の定期総会が開かれました。中学校のプレハブ校舎建設に象徴されるように、児童・生徒が急増している‘幕張西地区’だけに、子供達の健全な発育に資する環境をどう作り上げるかなどの課題が山積で、活気に満ちた総会となりました。

 総会は近藤会長から「来賓の参加と、豊富な活動をされた参加役員への感謝」の挨拶から始まりました。続いて来賓の千葉市教育委員会・青少年サポートセンターの秋田主査様から挨拶をいただきました。

 「地域、学校が一体となり青少年の育成に大きな成果をあげている幕張西中学校区青少年育成委員会の尽力に感謝申し上げます。現在、青少年の生活環境は‘IT機器の普及’などにより憂慮すべき事柄も発生するような大変厳しいものと言えます。今まで以上にさまざまな団体が連携し、‘地域の子供は地域で育てる’視点を堅持していただきたい。」

 次に千葉市からの育成委員委嘱状交付が行われ、泉水副会長が代表して受けました。

 議事は環境非行対策部・森井紀子さんの議長で開始し、「平成23年度事業報告」「同収支決算報告と監査報告」が行われ、質疑なく拍手承認されました。

 「役員改選の件」では、「平成24年度幕張西中学校区青少年育成委員会委員名簿(案)」が提案され拍手承認されましたが、6年の長きにわたり会長を務めてこられた近藤弘さんが勇退され、泉水恵子副会長が新会長に就任することとなりました。「平成24年度事業計画」「同収支予算」(いずれも案)が提案され、拍手承認された後、泉水新会長から次のような就任の挨拶がありました。

 「新役員を代表して挨拶をさせていただきます。次代を担う子供達を育成する当委員会は昭和51年に設立されましたが、来賓の秋田先生のお話のように子供達は大変厳しい環境に置かれています。揺れ動く子供達の心に寄り添い、どう大人たちが範を示すか重要になっています。6年間重責を負われた近藤前会長に感謝しつつ、皆様のご協力・ご指導を改めてお願い申し上げます。」

 ここで議事は終了、永年の「育成活動」へのご尽力に対して、四十栄昌子さん、松本貞實さん、近藤弘さんに「感謝状贈呈」がありました。

 「その他」の報告事項として、高橋・幕張西中学校長、中島・幕張西小学校長、村松・幕張南小学校長、三木幕張総合高校副校長、塩瀬幕張西公民館長(いずれも相談役)から、それぞれの学校や公民館の報告がありました。各学校の行事などを中心の報告となりましたが、‘生徒や児童が前向きに明るくなっている’との嬉しいお話をいただくと同時に、幕張西小学校が来年は生徒数1000名を超すということ、幕張総合高校は2400名を数える等、当地区の‘次世代の宝’である子供達の数の増加は目を見張るようなものがあります。それだけに、学校と家庭だけでなく地域との連携なしでは児童・生徒達の健全な育成は図りにくいとのご意見が印象的でした。

 総会終了後、ただちに各部会ごとに会議を行う熱気に溢れた「青少年育成委員会」ですが、取材しながら「子供達にともすれば頭ごなしにガミガミ言うのでなく、一緒に何が出来るのかな?と考える必要があるかもなぁ」と改めて思わせてくれた定期総会でした。

 (渡邉 記)

2012年05月29日|投稿者:スタッフ|


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