‘梅雨入り翌日’の6月10日、幕張西中学校体育館で「第41回自治会親善バレーボール大会」が6チームの参加で開かれました。‘ジメジメした季節飛んで行け’とばかりに全試合とも熱戦を展開し、2年ぶりに決勝戦に進出したコーポチームが、昨年の覇者サンハイツチームを破り優勝しました。
地元に定着した主催の「幕張西小学校地区社会体育振興会」の名称は、7月から国の「スポーツ基本法」により変更され、「幕張西小学校地区スポーツ振興会」となります。‘よっしゃ社体振の冠がラスト大会なら、ひと踏ん張りだ’とばかり、選手集合も早いようで、ライオンズはM@WSのユニフォームで全員統一、コーポは「一球入魂」の横断幕がそれぞれ目立ちます。代表者による抽選で、Aブロックは「西県営」「ライオンズ」「幕張コーポ」、Bブロックが「インター町内会」「5、6丁目」「サンハイツ」に分けられ、開会式が始まりました。
溝端・社体振会長は「梅雨に入った筈ですが、参加された皆さんのお顔は大変爽やかに拝見できます。第41回を迎えた伝統ある大会です。どうぞ日頃の練習の成果を発揮して、バレーボールの真髄を見せ、また心から楽しんでください」と挨拶しました。「競技ルール説明」「諸注意」の後、岡田・体育指導員(7月からはスポーツ推進委員の名称に変わります)の指導で全員で「準備体操」です。今年も元気に参加の大ベテランに混じり、岡村(コーポ)、川本(西県営)、荻原(インター町内会)の女子中1トリオのフレッシュさが目立ちました。
9時、A、Bと2面のコートで総当りの「予選リーグ」が開始、天気予報は涼しいはずでしたが、体育館内はいきなり熱気ムンムンと歓声で、溢れかえります。Aブロックは‘三すくみ’、Bブロックは強豪・サンハイツチームが比較的楽に‘勝ち残り’ました。
11時15分から、各ブロックの成績順に「順位決定戦」、両ブロックで2位だったライオンズvs5、6丁目戦は‘決勝戦でないの?’と間違えるほどの大激戦です。40分の試合時間で決着せず、時間切れの場合「総得失点差」の大会ルールがありますが、何とこれまた同点、ついに‘特別1点勝負’で、ライオンズが飛び上がって喜ぶ3位獲得の勝利でした。
本物の決勝戦の組合せは、前々回まで3年連続で決勝戦であいまみえた、サンハイツvsコーポ戦となりました。今まで勝ったり負けたりの‘因縁の対決’で互いに相手の戦法も弱点も知り尽くしている相手です。予想通り第1セットがサンハイツが先取するや、第2セットはコーポが取り返すという大熱戦、コートサイドの両チームを応援する自治会の皆さんも大声援の応援―。やはり3セットに雪崩れ込んだ結果は、50分の時間切れで「総得失点差」5点で、コーポチームの‘優勝奪還’となりました。大学生のお兄さん、中1のお嬢さんと2人の兄妹を引き連れて頑張った岡村さん家族の奮闘ぶりが目立ちました。
閉会式は12時55分から―。「成績発表」が優勝・幕張コーポから順に、「サンハイツ」、「ライオンズ」、「5、6丁目」、「インター町内会」、「西県営」とあり、それぞれ賞品や参加賞をいただきました。
「講評」で溝端会長は、「肩がこり、息がつまるような‘3位決定戦’や見事なプレーの応酬の‘優勝決定戦’を見せてもらいました。次の42回大会も是非皆で参加し、盛り上げていただきたい」と、選手全員の健闘に感謝する挨拶を述べました。
‘自治会対抗’が終了すれば、普段は同じチームで練習している方たちも多いので、和気藹々。優勝したコーポチームは、ご自身も居住される溝端会長や自治会の応援団の方たちと記念撮影―。真剣で、楽しんで、三つの「わ」(和・輪・話)が目立った大会でした。(渡邉 記)
2012年06月12日|投稿者:スタッフ|