7月29日、幕張西小地区スポーツ振興会主催の「ナイトウォーク」が100名を超す参加者で開催されました。東日本大震災による‘液状化’被害により昨年は中止になり、2年ぶりの「薄暮のお散歩」です。QVCマリンフィールドの花火はちょっと威勢が悪かったけど、頬をなでる風や虫の音に‘幕張の自然’をたくさん感じた一晩でした。

「ここは風が通って涼しいね」と言いながら、盆踊りが昨晩まで行われた幕張西第一公園にみなさん午後5時に集合。溝端・スポーツ振興会会長が「こんばんわと言うべきなんでしょうが、明るいから‘まだ、こんにちは’ですね。2年ぶりのナイトウォークです。暗くなったら十分役員の注意を聞いていただきながら、おおいに楽しんで下さい」とユーモアを込めた挨拶の後、コース説明を聞き結城副会長の先導でスタートです。「日新パレステージ」前から「コロンブス・シティ」の横断歩道では、ホイッスル片手の相葉スポーツ推進委員が交通整理に大わらわ…。木々が生い茂る東関東自動車道の側道を経由して、「市町村アカデミー」脇を右折し浜田川沿いを川下に向かいます。時間はタップリ「ユックリ、ゆっくり、ノ~ンビリ」の100人の大散歩です。
30分歩き「浜田緑地公園」で増子副会長の指導でストレッチ、「無理しないで下さいね」の増子さんの声をよそに、基本的に真面目な「マクニシ人間」ばかりですから皆さん一生懸命取り組んでくれました。‘身体でジャンケン’で遊ぶと、全員が男の子・女の子に戻ってチョキ、パー等と大声上げながら大笑い。笑い声の合間に、虫の音が聞こえ始めました。そういえば、暦の上では9日後は「立秋」です。
スタートして1時間15分、豊砂の平成橋を通ります。日没前で東京湾がウッスラと眺望でき、じきにQVCマリンフィールドに到着、今日の試合はマリーンズ vs ソフトバンクでした。
スコアボードの見える所から覗くと5回裏のよう、「今日の花火の打ち上げは7回終了時ですから、ここで休みます」の役員さんの指示で‘大休止’皆さん手持ちのお菓子などをモグモグと‘小腹満たしタイム’―。
「6回終わったょ」の声がかかった6時45分、「それそれ」と幕張の浜に出ました。
波の音と一緒に吹き抜ける風が涼やかで‘気持ちいい~’と花火の打ち上げを待ちます。「ナイトウォーク」と花火見物は切り離せません。まだ薄暮状態で‘ちょうど暮れきった頃に花火が上がるょ’‘楽しみだね’などと言いあっている間もなく、「ドッカーン」の大音響とともに花火が上がりました。心の準備もないだけに、次々に上がる花火は鮮やかですが、楽しむ間もない短時間で終わってしまいました。「エーッ!もう終わりなの」「いつもより短いょ」のいささか欲求不満・消化不良気味な皆さんに、優しそうな若い警備員さんが「本当にいつもより短かったですね」と自分の責任のように申し訳なさそうな顔、これでは文句も続きません。「8月4日の千葉市花火大会に良いところ譲ったのかな」とか「マリーンズが負けているから花火もケチったのかな」とか言いながらバス停に近いスタジアム前に戻りました。溝端会長から「拍子抜けの突然の花火、少し残念でしたが諦めるよりないようです。でも、ウォークは皆様の協力で事故無くすみました。またのご参加をお待ちします」との解散の挨拶に、全員が「ご苦労様」と拍手で応えてくれました。バスで帰宅の方、海浜幕張駅まで歩く方と三々五々の帰宅となりました。みなさん、お疲れさまでした。(渡邉 記)
2012年07月31日|投稿者:スタッフ|