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つながる笑顔・ひろがる元気「スポネットちば2012」開く!


千葉県総合型地域スポーツクラブ連絡協議会主催、千葉県教育委員会共催の第1回千葉県総合型地域スポーツクラブ交流大会「スポネットちば2012」が、9月9日400人が参加し、千葉県総合スポーツセンターで開かれました。28クラブから参加した選手の皆さんは、開催種目の「卓球」「ヘルスバレー」「硬式テニス」「グラウンド・ゴルフ」に汗を流し、‘ニュースポーツ’の体験に目を輝かし、たくさんの新しい仲間もできた爽やかな初秋の一日となりました。

 開会式が行われる体育館前には、8時30分の受付開始のはるか前から「今や遅し」と選手の皆さんがズラ~ッと並び、今日を待っていた雰囲気ありありです。

 9時15分から行われた開会式で田淵実行委員長(千葉県総合型地域スポーツクラブ連絡協議会会長)は、「暑い日となりましたが、体調に留意しながら頑張ってください。県下の総合型地域スポーツクラブは着実に発展していますが、今日のような大会でクラブ間の交流を深めてこそ、更に充実するものと考えます。是非そのような一日にしてください」との挨拶がありました。来賓を代表して石渡・千葉県広域スポーツセンター長から「県策定のスポーツ推進計画でも、総合型地域スポーツクラブは重要な位置づけをしています。末永く発展させるためにも親善を重視していただきたい」と激励の言葉をいただきました。

 救護班・トレーナーの紹介と「競技上の注意」を受けて開会式は終わり、引き続き「熱中症対策のポイント」を、大会参加者全員にスポーツ飲料をプレゼントいただいた大塚製薬・倉橋さんから説明を受けました。

 さっ、全員で準備体操です。ボケ防止体操で手足が思うようにコントロール出来ずにキャッキャッと大笑いしながらラジオ体操も行い、いよいよ競技種目ごとにそれぞれの会場に向かいます。10時30分から一斉に開始した4種目の様子をのぞいてみました。

グラウンド・ゴルフ=(サッカー、ラグビー場) 

主管:袖ヶ浦市総合型地域スポーツクラブ連絡協議会

 緑鮮やかな芝生のコースに設営された3コース・24ホールでの競技です。139名の選手が一斉に‘カキ~ン’と心地よい打撃音を響かせてくれます。お元気なベテランが多く、80歳台の名人達は8人を数え、最高齢は89歳の押尾伊勢松さん(館山)だそうです。1ラウンド終了のたびに休憩をとるよう事務局も指導しますが、一緒にラウンドする他クラブの方と直に‘お仲間’のように親しくなる様子がそこここで見受けました。「男子の部」優勝は河内清さん、「女子の部」は田中昭代さん(四街道SSC)。河内さんと女子2位の河内喜久枝さんは「名幸ケ丘ふれあいクラブ」所属のご夫婦、素晴らしい日となったようです。

ヘルスバレーボール=(体育館第一競技場) 主管:おおたかスポーツコミュニティー

 流山市発祥で、‘デッカイ’楕円形のゴムボールを使用、予測外の動きをボールがするため面白くて‘すぐ入れ込んでしまう’スポーツです。より参加の皆さんに馴染んでもらうため、午前は「ルール説明」や「練習」をし、午後にゲームを行いました。「白子町教育委員会」が優勝しました。

卓 球=(スポーツ科学センター・4階アリーナ) 主管:大穴スポーツクラブ

 15クラブから108名の大人数の参加。ロンドンオリンピックで日本女子チームが銀メダル獲得は影響しているのでしょうか?1ブロック6ペア(ミックスダブルス)が‘総当り’をし、9ペアのブロック優勝を決める形式ですが、バンダナ姿が目立つ割に「少し館内が冷えすぎます」の声もチラホラ―。炎天下でプレーの他種目の皆さんが聞いたら‘贅沢な悩み’かも…。卓球台がもう少しあったらと思わせるタイトな時間割で、昼食時間もプレー続行の大激戦の結果は、「孫・松崎(幕張西)」「堀井・本宮(習志野イースタン)」「星野・島津(ISG塩浜)」「糸井・宇野(ISG国府台)」「森・陣内、岡本・飯塚(千種ふれあい)」「蜂須賀・飯森、飯島・庄司、宇野・宇之澤(のだスポレクファミリー)」の9ペアが栄えあるブロック優勝をしました。複数ペアが優勝の2クラブの強さが目に付きました。

テニス=(庭球場) 主管:幕張西スポーツクラブ

 ‘天台のコートでプレー’は、千葉県の休日テニスプレーヤーにとり「夢」-。17ペア(ミックスダブルス)で8面使用ですから、もったいないほどです。そのため、午前は4ブロックの「リーグ戦」、午後はブロックの順位ごとに「トーナメント戦」と、‘出ると負け’でも最低5試合はプレーの豪華版となりました。内容も県大会出場レベルから「いくわょ~」まで様々ですが、同じブロックに属したプレーヤー同士は、一度対戦するとすぐお友達に―。決勝戦は応援するほうが緊張するような息詰まるハイレベルなプレーの応酬の結果、「宇津木・平(幕張西)」ペアが「大福・竹越(根形)」ペアを下し優勝しました。3位には「森田・伊藤(市川国府台)が入りました。また、ペアのお年の和が最高で最後まで健闘した「高田・三輪(習志野東部)」ペアに特別賞が贈られ、全員が拍手で祝しました。優勝、準優勝の2ペアは互いの善戦を讃えあい、今後もクラブ間の交流を検討しましょうと話し合いました。

体験コーナー=(体育館第一・第二競技場)

 キューでディスクを叩きあい得点を競う「シャッフルボード」、柏市が力を入れ、市協会も発足している「ショートテニス」、エジプト生まれでコードに取り付けられ、回転するボールを打ち合う「スピードボール」…。その他「ユニカール」「室内ペタンク」が紹介され、体験できました。どの種目も器具が確保できれば、老若男女誰もが気軽に参加できる総合型地域スポーツクラブらしい‘ニュースポーツ’と思わせてくれました。

裏方さんも大忙し=(スポーツ科学センター・3階第1研修室)

 各会場で競技が開始しても、本部の裏方さんは大忙し。参加の確認からお金の集計、お弁当の数確認して引渡しと大車輪です。本部に詰めていただいた救命士さん、看護師さんの出番がなかったのは何よりと言えました。役員のみなさん、そして帝京大学、帝京平成大学、法政大学のトレーナーを務めていただいた学生さん、ご苦労さまでした。

 全4種目とも、図ったように定刻の午後2時30分前に終了しました。実行委員会・主管クラブが広域スポーツセンターの皆さんと綿密な打ち合わせを重ねた計画の下、参加選手の協力があってのことと思われました。大会終了後いくつかの課題が指摘されましたが、解決困難なものではなく、次回は「つながる笑顔、ひろがる元気」をモットーに、さらに発展・充実した大会にして再会しようと、お友達になった新しいお仲間と話し合いました。     

(幕張西スポーツクラブ・渡邉 記) 

近日、フォトギャラリーをUPします。

2012年09月11日|投稿者:スタッフ|


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