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1000人を超す参加者で「地区大運動会」


1000人を超す参加者で「地区大運動会」 « MawsWeb

  10月14日、幕張西中学校校庭で「第38回幕張西地区大運動会兼第54回市民体育祭」(主催・共催:第30地区町内自治会連絡協議会・幕張西小学校地区スポーツ振興会・千葉市市民局、後援:幕張西中学校区青少年育成委員会・青少年相談委員会・幕張西小PTA・幕張西中PTA・幕張西スポーツクラブ)が開催されました。猛暑が過ぎ、駆け足でやってきた爽やかな秋の元、14自治会・1000名を超す参加者が終日心地よい汗をかき、自治会や近隣のお仲間との交流を深めました。自治会対抗戦は最終種目までコロンブスシティ自治会とライオンズガーデン幕張プラザ自治会が大接戦を繰り広げた結果。ライオンズ自治会が輝く優勝となりました。

やや曇り空の陽気でも「涼しくていいよ」と笑顔の参加の皆さん、8時半には全自治会のテント張りもすんで準備万端整い、定刻9時に入場行進が始まりました。スポーツ振興会の蓑和田さんが新しい「スポーツ振興会旗」を持って先頭に立ち、昨年優勝のコロンブス以下全自治会がそれぞれの旗とプラカードを持って続きます。5、6丁目自治会のプラカードを胸をはって持つ小学3年生の鈴木風音君の元気な姿が目に付きます。

 開会式は溝端・スポーツ振興会会長の開会宣言に続き、大会会長を務める堀内・自治会連絡協議会会長から「千葉市は政令都市となり20年、幕張西地区にお住まいの方は8月現在12284名を数え、小・中学校の校舎増築など嬉しい悲鳴が出るほど発展している。新しい町づくりに皆で取り組むためにも是非連帯感を強めていただきたい」との挨拶を受けました。

 来賓挨拶で土屋・美浜区長はロンドン・パラリンピックの水泳競技で優勝した美浜区在住の田中選手と会った際‘何より集中力が大切’と強調された話を紹介され、「手作りの運動会に集中し、仲間も増やして欲しい」との激励をいただきました。

 9人の来賓の皆様から自己紹介と一言づつ挨拶を受けた後、スポーツ振興会協力員の生越さんが‘地区スポーツ功労者’として、溝端会長から表彰されました。

 前年度優勝のコロンブス自治会から優勝杯返還があったのち、同会・時田会長とお嬢さんの絢音さん、葛城美乃さん(いずれも中学2年生)の3人の選手宣誓です。「賞品狙いで頑張ります」「でも運動不足のお父さん達は怪我のないよう気をつけましょう」「はい、頑張ります」のユニークな宣誓は大ヒットでした。増子副会長の指導で‘房総リフレッシュ体操’などで会場いっぱいに広がって準備体操をした後、いよいよ競技の開始です。

小、中学生徒競走

 いきなり300人の出場者。歯を食いしばり走る低学年、育ち盛りの高学年と中学生は長い距離を懸命に―。大きく遅れたお友達を、「頑張れガンバレ」と応援するゴール近くに陣取ったインター・海浜自治会のお年寄りが印象的でした。‘子沢山’のマクニシの未来は明るさいっぱいです。

グラウンドゴルフ

 ホールにボールを入れたらゴールまで走る種目。若干本物とは似て非なる競技で、「走るのなら負けないわ」と若手も沢山参加の200人弱。ヤングのお父さん、力に任せてボール打ったらゴールまで行ってしまいました。後ろで見ていたシニアのベテランは「若いの、人生甘くないのだ」と言ったところでしょうか。

ボール送り(町会対抗)

 対抗戦となると「頑張ろうね」「あぁやって、こうやって」と急に力が入るようです。15名で頭越しに‘わ~わ~、早く早く’と争った最初の町会対抗種目は、ステラガーデンが勝って、選手のお父さんお母さんは無邪気に「バンザ~イ」。

親子でゴール

 「今日は僕達私達がパパママをリードするょ」と目隠しのご両親の手を引いて走ってゴールします。なかなかタッチできないパパ、腰が引けて走れないママ。‘ったくも~’

小学生が口をとんがらせて文句いう種目には170組の親子が参加してくれました。

幼児の球入れ

 紅白に分かれた200人のチビッ子登場です。「お父さん、お母さん、周りが見えないから座ってください」-。役員のお願いが中々伝わらず、付き添いのほうが入れ込むのは毎年のようです。1勝1敗で3戦目のお片づけ競走は仲良く引き分けに終わりました。

ジャンケンバイバイゲーム(町会対抗)

ジャンケンマンとジャンケンして負けたら倍の距離走ってリレーする残酷(?)種目、つまり足が早いだけではダメなのです。「あら、またあのチーム倍走っている」との声に「いえ、走らされてるんです」の結果はライオンズが勝ちました。

パン喰い競争

 他地区に行って「運動会のパン喰い競争に714人出るよ」と言っても誰も信用しません。今や大量出場で「マクニシ名物」になったパン食い競争が午前の最後の種目です。誰が大変といって、パンをロープに繋げる役員さんはドンドン走ってくる選手に‘はい、次々’と大わらわです。子供は可愛く咥えて、大人は齧り付く―。ゴールしてから賞品ももらえて豪勢で参加選手はニコニコの競技でした。

【お昼休みです】

 測ったように午前の部は12時に終了し1時間の休憩です。各自治会ごとにお昼ご飯となりました。「車座で食べる自治会」「全員が前方を見て食べる自治会」「机の向こうとこちらで相対して食べる自治会」と個性の発揮競争みたいです。

 レクリエーションダンスが始まりました。増子副会長の指導です。豆粒みたいなチビッ子含めた約100人が、老若(男)女揃って‘オ~レオレオレオ~レ ’―。はしゃぎまくる豆粒君の可愛いことこの上なしです。

綱引き(町会対抗)

 きました!!自治会の名誉にかけて勝ちたい「綱引き」です。「1本勝負」だけに手抜きは無用の男女各10名で構成する各自治会の‘精鋭部隊’、勝ったチームは「ウォーッ」と吼えてお仲間とハイタッチ、敗れたチームはションボリ下を向き無言で引き上げと対照的です。決勝はライオンズ VS コロンブスとなり、数秒の間‘相手に引かせてから引き返す’というハイテクニックを用いたライオンズが勝利しました。

バリア・フォー

 8人で1レースで何と349人出場。輪をくぐって網に潜り込んで、玉入れしてから縄跳びしてゴールという「障害物競走」です。子供達は身体が軽いせいか‘ヒョイヒョイ、ピョンピョン’と走りますが、走る距離も長い大人の皆さんは‘ドタドタバタバタ’の上、ゴールではバテバテの模様でした。

大波小波(町会対抗)

 2名でロープを回し、8名が2分間で何回「縄跳び」できるか回数を競う種目です。たかが縄跳びと思ったら大間違い。「2分間てこんなに長かったの」―。とりわけ重いロープを回す人は息も絶え絶え状態でした。1位はコロンブスの55回。最下位は10回の驚きの差がつきました。(自治会名は内緒です)

聖火リレー

 「人生の達人」向けの種目で、ペットボトルを逆さにしてボールを載せて落とさぬようにリレーします。「さすが達人達、悠揚迫らず」と書こうとしたら大間違い、真剣に走りますからポロポロ落とす先輩続出です。コミュ懇会長の笹木さん、80歳過ぎてもランニングするお達者だけに、足が速すぎて多分参加1番の‘聖火落としランナー’でした。

風船割レース

 番号の合った男女ペアの片方が風船を膨らまし、片方がお尻で割ってゴールという実に‘ウゥッ、ダイナミック’な競技です。ほぼ全ペアとも男性が‘フーフー’、女性が‘バスーン’といと派手な音をたててくれます。「恥かしくて出る人いるかね」とは余計な心配の115人の参加でした。

ムカデ競争(町会対抗)

 男女各10名のリレー方式の最後の「町会対抗」種目。‘パパママガンバレ~’の我が子の声援に勇気付けられて「オッチニ、オッチニ」と抜いたり抜かれたりの大熱戦を展開してくれました。先頭を切っていた、コロンブスのアンカーの紐が解けてしまうという、不運があった瞬間に、逆転したライオンズが1位となりました。

 3時15分、閉会式となりました。競技中も少し降っていた雨が強くなりました。「よかったね、最後までもって…」。参加者、役員一様の感想です。

 「成績発表」では優勝・ライオンズと発表されると一斉に大きな拍手。4連覇を阻まれたコロンブスは惜しくも2位。3位はサンハイツ、以下14位まで発表されました。表彰の後に溝端・スポーツ振興会会長が講評と閉会の言葉に立ち「本当にご苦労様でした。最後までハラハラの大接戦の末優勝のライオンズ自治会さん、おめでとう。コロンブスさんも大いに盛り上げてくれました。他の全ての自治会さんも大健闘でありがとうございました。子供さんが多かったのが一大特徴の今回でした。次回も大いに皆さん参加してください」と述べました。

 これからが最後の競技で、「使った場所と資材はキチンと後始末」です。明日からの幕張西中学校に迷惑がかからぬよう、役員・各自治会の皆さんが、雨降りにも関わらず熱心な整理・清掃作業の結果は、またまた引き分けだったようです。

 何回も会議を積み重ねた関係団体のみなさん、参加者の皆さん。皆で作って皆で楽しんだ大成功の運動会でした。お疲れ様でした。  

(渡邉 記)

[ 近日、参加種目別フォトギャラリーにアップします ]

2012年10月19日|投稿者:スタッフ|



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