「幕張西コミュニティづくり懇談会」の平成24年度・第21回定期総会が、6月2日、幕張西1丁目町内会館で開かれました。発足以来会長を務められた笹木茂さんと、副会長の菅野熊三さん、会計の白鳥定雄さんがその職から退かれ、近藤弘新会長以下、副会長に曽根喜世子さん、会計に時田千春さんと女性のお2人、副会長に‘若手’の時田博之氏が就任され、体制一新のスタートとなりました。
総会は、溝端理事の司会の下に総会成立を確認した後、今総会で会長職を勇退される笹木さんが「高齢となり交代の時期と考えました。今後は近藤新会長を始めとする新しい体制の役員の皆様にご尽力願いますが、私も‘焦らず、諦めず、汗を流す’ことをモットーに、老骨に鞭打ちお手伝いしたい」と、退任の挨拶をされました。
規約上では会長が総会議長を務めますが、笹木氏が体調不良の為に今日まで会長代行をされている新会長の近藤さんが議長になり議事に入りました。
第1号議案「平成24年度事業報告」「収支決算報告」「同監査報告」、第2号議案「平成25年度事業計画及び収支予算(いずれも案)」は、いずれも一括拍手承認されました。
第3号議案「役員改選」の論議では、近藤新会長を先頭に新体制は58名の会員で運営されますが、‘今後さらに若い人たちと役員交代を考えても’や、‘従来以上に連協と共生し地域コミュニティづくりに邁進すべきだ’などの意見が多数出る中で、「そのような方向を目指したい」との近藤さんのお答えと共に拍手承認されました。
時田新副会長が就任の挨拶に立ち、「地域の協調・融和を図るため、若輩ではあるが、近藤会長の下に頑張りたい」と述べ、総会は終了しました。
「コミュニティづくり懇談会会則」の‘目的’や‘活動’に、「地域の連帯意識を高める」ために「各種団体の協調融和に関する」ことや「各種の調査活動、情報交換」と明記され、会員には「地域の各種団体が代表として推薦する者」とあります。なるほど、各町内自治会、スポーツ団体、文化団体、消防団、社会福祉協議会、民生委員等など幅広い団体の代表が会員となり「幕張西コミュニティづくり懇談会」は構成されています。だとすれば「地域のこんなこと知りたい」「趣味を通じて仲間づくりをしたい」「他団体の協力がほしい」―。多分無数にある地域にお住まいの方たちの願いや御意見を吸い上げて、連絡・調整をしていただき、文字通り‘幕張西地区のコミュニティを深めること’が「コミュ懇」の最大のお仕事なのでしょう。そのためには、役員さん任せにせず、「どんな小さなことでも‘分からないことはコミュ懇に相談してみよう’とひとりひとり思うのが大切なんだな」と思わせていただいた総会でした。 (渡邉 記)
2013年06月04日|投稿者:スタッフ|