淑徳大学(千葉市中央区)・総合福祉学部に学び、将来は保健体育の教諭や、一般スポーツの指導者をめざす学生さんが、「総合型地域スポーツクラブって何だ?」と、M@WSの練習に参加しました。7月21日バドミントン、22日ソフトバレーボール2種目に大汗をかきながら真剣に取り組み、年代を超えスポーツを通じて地域の‘お仲間作り’を深めるM@WSの活動を実感してくれました。

今回の企画は、淑徳大学で「総合型地域スポーツクラブとは」のテーマで講義もされている、山西哲也先生のM@WSへの参加要請で実現しました。2日間、参加した各5名の学生さんは、見るからキビキビ・ハキハキした明るい「スポーツ大好き」若者ばかりです。
21日は幕張西中学校体育館でバドミントン。いずれも本格的に試合を行ったことのないレベルなので、指導の渡辺・阿山さんから丁寧に基本を指導され、模範演技を見せてくれました。続いて実際の練習が始まりました。
母親以上のお年の阿山さんが、‘とっかえひっかえ’各5分程度づつ学生さん達とラリー、息弾ませる若者に対し阿山さんはケロッ、「何十年もプレーしているからね」―。引率の山西先生から思わず「君たち、もっと頑張って」の声がとびました。
休憩中のひとりの男子学生さんは「驚きました。予想したよりはるかにレベルが高く、自分の実力も教えていただき上がった感じです。でも、厳しかったです」と話してくれました。練習ゲームも行いましたが、大学生の‘お姉さんペア’がM@WSの‘女子中学生ペア’に完敗したり、やはり日頃の練習の差は大きいようです。でも、2時間の練習が終わり一緒になって‘お片づけ’する頃には、「M@WSの会員ですか?」と間違えるほど溶け込んでくれました。
22日は幕西小学校体育館でソフトバレーボール。いずれもバレーボールはある程度経験していますが、柔らかいソフトバレーを扱うのは初めてとのことです。岡部さんのリードでM@WSの会員の皆さんと入り混じってパスそしてサーブの練習です。
「ゲームした方が楽しいですね」、バレーボールの指導もされる結城理事長の発案で、シニアの多い女性M@WSチームと男子学生チームが対戦、スパイクも許される種目だけに若いジャンプ力ある若者の攻撃力はたいしたもの、敏捷性も当然あり「凄いね、すぐ上手になるね」と言いながら、「いないところにボール落とせばいいんだから」とばかりテクニックで翻弄するベテランの皆さんに「おい、君たち。メンタル面で負けてるよ」と連日の山西先生の檄がとびます。その後はM@WSメンバーと学生メンバーが半分づつの混成チームで、2面のコートで練習ゲーム、体育館内はいつも元気なM@WSメンバーと、いつのまにか夢中になった学生さん達の‘ナイス’‘行け~’‘ソレ~’と‘ヤベェ’の声が乱れ飛んでのハッスルプレーの連続でした。
若い学生さん達の「迷・珍プレー」をたくさんみせてもらいました。でも、それ以上に若さの‘可能性’をより多く感じさせてくれた2日間でもありました。大汗をかいた練習を通じて、「総合型地域スポーツクラブとは、M@WSとは」がチョッピリでも理解してもらえたでしょうか?
汗をかききって、スッキリした顔で「ありがとうございました」と挨拶する学生さん達に「素晴らしい先生になってくださいね」と心から思わずにいれませんでした。 (渡邉 記)
2013年07月23日|投稿者:スタッフ|