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‘作ったょ~、美味しいうどん’


幕張西中学校区青少年育成委員会、幕張西公民館が共催し‘うどんづくり’をする小学生対象の「民芸教室」が8月18、21日に幕張西公民館で開かれました。うどんと言えば、スーパーで買う束しか知らないだろう殆どのお友達は、初めて包丁や火を使って‘自分で食べるものを自分で作る’素晴らしい経験が出来ました。

21日の会場の講堂は、中学生を含めた6年生、男の子ばかりのカルテット、そして女子ばかりなど4班に分かれ、全員エプロンを着用しマフラーで髪を包み凛々しい格好です。講師は例年のようにコミュニティ懇談会の近藤会長に務めていただきます。

 「水と塩を入れて練りこむ」‘こね作業’、一度目の「足で踏む」作業まではおそるおそるのお友達も、「寝かせる」間は、会議室で無邪気にお茶飲んだり、けん玉やコマの‘昔遊び’を楽しみます。

 二度目の「足で踏む」作業が始まると、全員目の色変えて‘私が、いや僕がやる’と真剣になりました。泉水青少年育成委員会を先頭に、委員会のお母さん達もニコニコ顔で子供達を見守ります。

 麺棒を使って‘のばし’作業は一番大切な仕事。ひとつひとつの作業台を回って丁寧に実地でお手本をみせながら指導する近藤さんです。たかが麺棒、されど麺棒でなかなかスムースに使えません。でも、ひとつの班全員で作り上げるうどん1枚、きっと美味しく出来上がるでしょう。‘麺を切る’のも、初めて包丁を握ったお友達もいるようで、真剣そのものの顔つきで取り組んだお友達ばかりです。

 1枚目を作り上げ、お母さん達に茹でてもらう間、2枚目に挑戦。「子供は天才だ」と言うように4班とも格段の進歩を見せ、「おんなじお友達が作ったの?」と思うような立派な出来上がりです。

 2枚目の‘茹でて洗う’作業はお友達みんなで行いました。お母さん方が茹でてくれた1枚目をあちらでもこちらでも‘つまみ食い’、元気な小学生の顔を見ることが出来ました。

 さぁ、丁度お昼です。それぞれが持参したお椀に、自分で作ったうどんをよそって、参加された幕張西小学校の中島校長先生の声にあわせて‘いただきま~す’。「おいしいねぇ」「おもしろかったねぇ」と、同じ仕事をすることでお友達同士も一層仲良くなったようです。夏休みも後半の充実した楽しい「民芸教室」でした。 (渡邉 記)

2013年08月21日|投稿者:スタッフ|


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