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皆で作り上げた「地区大運動会」大成功 !!


前日までの‘猛暑’はどこに―。抜けるような秋空の下、「第39回幕張西地区町内自治会大運動会」<兼第55回市民体育祭>(主催:千葉市第30地区町内自治会連絡協議会、共催:千葉市市民局・幕張西小学校地区スポーツ振興会、後援:幕張西中学校区青少年育成委員会・幕張西中PTA・幕張西小PTA・NPO法人幕張西スポーツクラブ)が10月13日、幕張西中学校校庭で開かれました。14自治会、延べ1000人を大きく超す参加者は、走って、跳んで、投げて、そして話して食べてと、一挙に迎えた爽やかな‘秋真っ盛り’の1日を、身体中で楽しんだ運動会でした。自治会対抗戦は、コロンブスシティ自治会が昨年の‘ラストゲームで敗戦’の雪辱を果たし、堂々の優勝を果たしました。

 朝7時過ぎ、次々に各自治会のテントが張られ「今や遅し」と開会式を待ちます。定刻9時、スポーツ振興会旗を掲げた蓑和田さんが先導し、昨年優勝のライオンズガーデン自治会を先頭に、それぞれ色分けされたハチマキを着用、自治会旗を持って入場行進し開会式の始まりです。「快晴を喜び、大運動会の開会を宣します」と溝端・スポーツ振興会会長が宣言し、大会会長である堀内・連協会長は大勢の参加に感謝するとともに「幕西地区は幕西小、中学校の生徒数の増加にみれるように、40年前に比べ大発展しています。皆で安心・安全な町にしましょう。地区のスポーツ振興に貢献したM@WS、が文部科学大臣賞を受賞した嬉しいニュースも飛び込んできた昨今です。怪我無く1日を過ごして下さい」と挨拶しました。

来賓を代表し、土屋・美浜区区長は「皆さんが作り上げた伝統ある運動会で、当地区のまとまりを象徴するものでもあります。爽やかな汗をかいてください」と激励の挨拶をされました。続いて県会、市会議員さんなど来賓の皆さんがそれぞれ自己紹介され、幕張西小学校・中島校長、中学校・先崎校長先生も元気なお顔を見せてくれました。今年の「スポーツ功労者」表彰は、永年少年野球の指導を務められる佐藤修一さん、今日も試合の審判をされる関係で出席できず、奥様が代理で溝端・スポーツ振興会会長から賞状と記念品を受けました。優勝杯返還に続き、ライオンズガーデン自治会の前田さんが選手宣誓に立ちました。「じいちゃん、ばあちゃん、お父ちゃん、お母ちゃんと皆で地区を盛り上げることを誓います」と、ユーモアいっぱいながら運動会の意義を端的に表した素晴らしい宣誓でした。

 増子副会長の指導で、選手・役員・来賓の全員一緒に房総リフレッシュ体操、ストレッチ体操をすませ、さっ、競技開始です。

小、中学生徒競走

 将来の「マクニシ」を背負ってたつ280人の参加です。勝っても負けても全力疾走で頑張ってくれました。女の子が断然多く見えたのは、やはり子供達も「マクニシは女性が強い」証明でしょうか。

グラウンドゴルフ

 本物のグラウンドゴルフとはいささか異なるこの種目、「昨日ホールインワン2発決めた」御仁も、「お~ぃ、俺のボール何処へ行く」と悪戦苦闘の種目には、190人が参加してくれました。

ボール送り<町会対抗種目>

 町会対抗となると目の色が変わって頑張るのは毎年の事です。「早く、はやく」「遅いぞ」と皆さん無我夢中の対抗戦最初の種目の優勝は、古豪・サンハイツ自治会でした。

親子でゴール

 「○○ては子に従え」と、子供さんのリードで目隠しのお父さんやお母さんと手をつないで走ります。若いお父さん、「何が何でも勝つ」と子供さんを引き摺ってはいけませんょ。270人、17レースの大賑わい種目でした。

会場脇には、隊員さんの募集も兼ねて「消防団」の消防車が展示され、青少年育成委員会の年間活動を掲示したパネルも展示されています。関係者の皆さん、ご苦労様です。

幼児の玉入れ

 「また増えたょ」―。豆粒のような230人の愛らしいチビッ子登場です。「投げる玉が、足りないんでないの?」人口増加の当地区を象徴する光景です。「座って」と役員さんが吼えても一向に聞かないヤンチャ坊主がいたり、付き添いの父兄が応援に入れ込みすぎたりは例年と同じでした。赤・白に分かれた熱戦は仲良く1勝1敗の引き分けでした。

ジャンケンバイバイゲーム<町会対抗種目>

 ジャンケンマンと勝負して、負けたら「倍返し」と、倍走らされるリレーです。足の早さよりジャンケンの強さが求められるこの種目、優勝はコーポ自治会で、午前の自治会対抗種目は、ベテランの多い自治会の大健闘が目立ちました。

パン喰い競争

 他地区の人に出場人数を言っても、「ウソ!」と絶対信じてもらえない‘マクニシ名物パン喰い競争’が午前の最後の種目で、今年も700人が700個の餡パンにかぶりつきます。いつものことながらパンをロープにぶら下げる用具係の皆さんはてんてこ舞いです。「あっ、ズルした、手でとったょ」反則技も飛び出して、てんやわんやの幼児からシルバーまで出場してくれた30分間でした。

【お昼休みです】

 正午前に休憩に入りました。自治会ごとに分かれて‘お弁当’―。注文した同じお弁当を食べるお仲間、持ち込んだ‘手作り’を分け合ったりするお仲間と、話に花が咲きながら楽しい時間です。少し風が強くなり、予定したレクリエーションダンスが途中で中止されたのが、チョッピリ残念でした。

綱引き<町会対抗種目>

 「頑張るのは‘今でしょ’」と、運動会の華‘綱引き’が午後の部最初の種目です。1本勝負20秒間のトーナメント戦は、例年見られるいっぺんに薙ぎ倒される「秒殺」自治会が少なく、20秒間フルに引き合い、数cm差での僅差の勝負という接戦が目立ちました。やはり若手を揃えたコロンブス自治会と日新パレステージ自治会が決勝に進出、残り数秒で10cm綱を引き寄せたコロンブス自治会チームに凱歌が上がりました。

バリア・フォー

 4つの障害をクリアしてゴールするこの種目は38レース・300人が出場です。フラフープと網を潜って、玉入れして、縄跳びして走りぬく‘障害物競走’は、子供達は大得意。大人の皆さんは苦手種目のようで「誰が考えたんだ、厄介な障害は」と途中なかなか玉入れが成功しなかったお父さんの愚痴の一言でした。これまた300人が参加してくれました。

大波小波<町会対抗種目>

 名前は綺麗ですが、おそらく今日最もハードな種目です。2人でロープを回し、8人が2分間で跳んだ回数で競う「集団縄跳び」競争は、ダイエット効果満点かも知れません。息が続かず、途中休憩しているうちに「終了」となってしまった自治会もあったりして、悲喜こもごもの熱戦の結果は、またまたコロンブス自治会チームが71回も跳んで、午後の対抗種目は2連勝でした。

人生レース

 60歳以上のシニア向け種目で、ラケットに軟球を乗せて落ちないようにリレーする種目です。「マクニシ」の大先輩達は足腰が達者な方ばかりで、‘あんなに全力で走って大丈夫?’と思わず心配するような元気な男性も見受けました。80人に参加いただきました。

風船割りレース

 男女別々にスタート、カードの数字が合ったペアで風船膨らまし、椅子に腰掛けスタイルでお尻で割ってからゴールするという‘意味深’種目です。やはり女性が主導権握っているようで‘バスンバスン’とお尻で盛大な音を立てて風船が割れる音が、場内に響き渡っていました。参加の約100人の皆さん、お疲れでした。

ムカデ競争<町会対抗種目>

 ファイナルゲームです。男女各10名が、子供達の声援を受け「それ行け やれ行け」「オッチニ オッチニ」と大熱戦。昨年ゴール間際でアンカーの紐が解け、総合優勝まで取り逃がしたコロンブス自治会チームが見事‘ぶっちぎり’のリベンジ優勝で、午後の対抗戦完全制覇となりました。

3時過ぎ、閉会式です。「成績発表」では優勝のコロンブス自治会に賞状と優勝カップ、2位のライオンズガーデン自治会と3位の日神パレステージ自治会に賞状がそれぞれ堀内・大会会長から渡され、他の自治会の皆さんともども大きな祝福の拍手が送られました。

溝端・スポーツ振興会会長は、「秋晴れの素晴らしい日に恵まれました。優勝のコロンブスおめでとう。他の全ての自治会も、健闘と大会の盛り上げに感謝します。子供の出場者が年々増加し、幕張西地区の明るい将来性を感じる運動会でもありました。来年は区切りの40回大会で、より多くのお仲間に参加いただきたいと思います」と講評しました。

 解散後は、各自治会綺麗にテントを撤収し、ゴミは持ち帰りです。会場準備の役員さんは「完璧に整理しような」とトンボ掛けや机・椅子などの撤収に大わらわ、賞品係、場内パトロールの皆さんはトイレの点検など細かい部分までチェック―。みんなで作り上げた「地区運動会」は最後までキチンと後始末して、大成功の内に幕を閉じました。

 スポーツ振興会、自治会、スポーツ団体、地域の諸団体の役員の皆さん、多くの種目に参加の皆さん、素晴らしい運動会でした。お疲れさまでした。 (広報 渡邉記)

* 近日、参加者の活躍はフォトギャラリーにてご紹介します。

2013年10月18日|投稿者:スタッフ|


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