やっと霜月らしい陽気となった11月2日、千葉県総合型地域スポーツクラブ連絡協議会主催「第3回パークゴルフ交流大会」(協力:同連絡協議会県北西ブロック、千葉県広域スポーツセンター)が、習志野市実籾のフレンドパークゴルフ習志野で開催されました。“腕に覚え”の62人の選手の皆さんは、鮮やかなグリーンに快音を響かせながら、交流も深めた秋の1日となりました。
尚、この交流大会は「千葉県スポーツ振興基金助成事業」です。
台風の影響で1週間順延された今大会だけに、「早くプレーしたい」と出足の良い選手の皆さん、集合時間にはピタリ勢揃いです。
開会式で大会会長の田淵県スポーツ連絡協議会会長は「10月のスポネットちば2013も大成功し、県内の地域スポーツクラブも着実に増えています。皆さんも今日の大会を盛り上げて下さい」と激励の挨拶をされました。山川同連協理事から競技説明とともに、「初心者が2桁います。互いに教え合い、励ましあって交流を深めて下さい」と注意をされた後、参加選手は各コースに分かれ、ホイッスルを合図に一斉スタートしました。
浜田川を挟んだ「赤白黄青」の4コースに早速“カキ~ン”と気持ちの良い打球音が響きます。綺麗に整備された36ホールのグリーンは目に鮮やかです。黙々とプレーする4人。「そっちいくな」「アレ~」と賑やかな4人、いろいろなカルテットがあるものです。前が詰まり、何組か集まると臨時の「批評会」が始まり、いつの間にプレーを通じて交流が深まっていきます。「白コース、No.9ホール」のプレー振りを何組か見せてもらいました。30MのショートホールでPAR3ですが、ホールのすぐそばは傾斜が厳しい難コースです。うまく近くに寄せてバーディーの選手もいますが、バンカーに落ちたボールを何度打ってもグリーンに戻らなかったり、逆にグリーンオーバーしたりの選手も次々で「行ったり帰ったりで俺の人生みたい」と誰かが自嘲気味に嘆く“人生の縮図ホール”ではありました。午後2時過ぎ、少し雨が降り始めました。でも全員「関係ないわ」とプレー続行すること1時間、午後3時には全組プレー終了し、スコア集計が終わるまで休憩所で待機、「どうだった?」とまた新しい話題が広がります。
3時45分、閉会式です。成績発表が高田習志野イースタンスポーツクラブ常任理事からあり、結城連協事務局長から賞品が授与されました。男性優勝の岡田実さん(大穴スポーツクラブ)、女性優勝の五十嵐よし子さん(大穴スポーツクラブ)をはじめ2、3位、とび賞、BB賞、BM賞、ラッキーセブン賞と豪華版で皆さんからも温かい拍手が送られました。ご自身もプレーされた、高梨連協副会長・習志野イースタンスポーツクラブ理事長から「頑張ってプレーされた皆さんの姿はすばらしいものでした。次回は更にたくさんの方達の出場を期待します」との講評があり、62人がすっかり打ち解けた雰囲気になった「第3回大会」を終了しました。(渡邉 記)
2013年11月07日|投稿者:スタッフ|