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課題取り組みに熱意「社会福祉協議会・定期総会」


6月22日、幕張西公民館で「千葉市社会福祉協議会幕張西地区部会」(松本貞實部会長)の「第20回定期総会」が行われました。少子高齢化の進行など幕張西地区でも避けて通れぬ課題を直視し、地域全体で〝連携〟をより強めるための活動が大切なことを、改めて考えさせられた総会となりました。

総会は10時に四十栄副会長の「開会のことば」で始まり、松本部会長は参加の代議員、来賓に参加のお礼を述べた後、次の挨拶をされました。

 「当部会は設立以来20周年、〝働き盛り〟の時期となりました。関連諸団体のご協力に改めて御礼申し上げます。幕西地区は昨年末現在の〝高齢化率〟は23.5%で、新しい4丁目のマンションを除くと28.8%です。地域内には238人の〝独居の老人〟がいらっしゃいます。〝幕張西から出ていきたくない〟という、住環境の良さは誇ることですが、当部会の取り組む課題は大変多いと言えます。従来以上のご協力を賜り、頑張っていかなくてはと考えます」。

 続いて臼田・第30地区自治会連絡協議会会長が「新任ですが、私も古希で地域のために何ができるか考えています。幕西地区には14の町内自治会を含め27の住民の皆様に関係する団体があります。方法は違っても、〝連携を強める〟目的は一致の筈で、すべての団体が協力し合える一助を連協として行っていきたい」と決意を述べました。

 来賓の白井・美浜区長は「2月以来のゴミ削減の取り組みで、月1000トン以上が削減された。不法投棄もほぼなく地域の皆様のご協力のお蔭です。一方で、従来の〝福祉だけ取り組む〟では解決できないさまざまな事件も起きています。どうか住民同士の〝絆強化〟のため、貴部会の活発な活動に期待します。」と激励の挨拶をされました。

 内山・千葉市社会福祉協議会美浜区事務所所長も挨拶を兼ねて「振り込め詐欺の多発など嫌な事件の多い世相です。地域全体で〝気を遣い会う〟ことが大切です」と指摘されました。

 総会議長に幕張サンハイツ自治会の森さんが互選され、議事に入りました。松本部会長から「25年度の①エコキャップ運動②救急救命講習会③幸せの黄色いレシートキャンペーンや、研修会、イベント開催」などの報告の後、「高齢者福祉委員会」「障がい者福祉委員会」「児童母子福祉委員会(ひよこの会)」「ボランティア委員会(たんぽぽの会)」「福祉ネットワーク委員会」の各専門委員会の委員長から丁寧に専門委員会報告がされました。

 収支決算報告・同監査報告を含め、平成25年度報告は拍手で承認され、引き続き平成26年度「事業計画」「収支予算」「理事の承認」(いずれも案)が提案され、全議案とも異議なく承認されました。

 閉会のことばに先立ち、松本部会長は「20年を経過すれば、我々も身体が活動しにくい年齢になります。若い人達に社会福祉協議会の活動を皆さんから伝えていただき、是非仲間に参加してもらいたいと強く思います」と強調しました。

 1時間45分の総会は、人見新副部会長の「閉会のことば」で終了しました。

 ボランティア活動に参加すると、仲間も増え、地域のことも深く広く知ることが出来、〝自分に財産になる〟ことが多いと言われます。ほんの少しづつでもお手伝い出来る若い人が増えればと、心から思わせてくれた総会でした。(渡辺 記)

2014年06月23日|投稿者:スタッフ|


 

幕張西スポーツクラブ広報
メール:mawsrijikai@gmail.com

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