8月最終日の31日、幕張西小地区スポーツ振興会主催「自治会親善ソフトボール大会」が、6チームの参加で開かれました。昨年は「雨天中止」の為、〝今年こそ〟と張り切る参加者の皆さんは、幕張西第2公園野球場と第2会場の幕張西運動広場(少年野球場)で大ハッスル、優勝はコロンブス自治会チームに輝きました。
集合時間の30分前には、元野球少年を自認する選手の皆さんが続々集合し、「待ちきれないゃ」とキャッチボールを開始します。キャプテンが組み合わせ抽選し終えると開会式です。
溝端・スポ振会長から「2会場で分散開催ですが、協力してください。怪我のないように大いに頑張ってください」と挨拶があり、〝各試合5回・40分〟のルール説明とスポ振の蓑和田さんの指導でストレッチを行ないます。〝オイチニ、サンシ〟と体操するお父さん・お兄さんの顔はみんな嬉しそうです。
第2公園野球場の第一試合は「5、6丁目・日新パレステージ合同」VS「コロンブスA」。「合同チーム」が下馬評に反し先取点をとり、ダブルプレーの妙技まで見せたので優勝候補の「コロンブスA」は本気になっちゃったようで、打ちも打ったり20対3の勝利。続いて連続出場の「コロンブスA」は、対「サンハイツ」戦もパワーの違いを見せて14対4で勝ち、決勝戦に進むことになりました。
少年野球場のブロックの「コロンブスB」VS「ステラガーデン」は逆転サヨナラで、今年の甲子園高校野球を再現するように「ステラガーデン」が勝利しました。「ステラガーデン」チームには、〝ステラ、ガンバれ~〟と応援する何とも可愛い「女の子カルテット」の力が大きかったようです。でも、2回戦のこれまた優勝候補「ライオンズ」には及ばず、決勝戦は予想通り(?)「コロンブスA」VS「ライオンズ」となりました。
さっ、11時前から〝気楽な〟「敗者戦」です。「5、6丁目・日新パレステージ合同」に飛び入り応援した小沢さんがヒットを打つと〝史上最高齢ヒット〟の声が飛びます。昔取った杵柄は流石で、若手の多い「コロンブスB」に勝った「合同チーム」の面々は鼻高々でした。もう1試合は「サンハイツ」VS「ステラガーデン」です。和気藹々の「サンハイツ」は文字通り○十年前の名プレーヤー揃いで、〝ヒット打たないと、終了後の飲み会に参加できないのょ〟と、これまた若手の「ステラガーデン」に勝利です。
曇りの天気が晴れに変わり、いよいよ決勝戦です。「打ち合いだょ」の前評判通り、両チームボカスカ打ち合い両軍のピッチャーが気の毒なほどです。点も入りますが、ファインプレーも見せてくれながらの見事な決勝戦は、2回に一挙9点の大量得点をあげた「コロンブスA」チームが15対5の〝打ち勝ちV〟となりました。
「閉会式」では、溝端会長からねぎらいの「講評」を受けた後、優勝・「コロンブスA」、2位・「ライオンズ」の両チームが表彰されました。
ほんのちょっと足や肩が若い時に比べ弱くなっただけで、ベテランの皆さんの野球テクニックはお見事の一言で、サッカー全盛の今日この頃だけに余計フレッシュささえ感じさせてくれました。
解散後、表彰された両チームが、結城・スポ振副会長に、応援のご家族と一緒に記念撮影してもらうと、元野球少年の顔が、若いお父さんの顔に急に変わったのが面白く思えた大会でした。
(渡邉 記)
2014年09月02日|投稿者:スタッフ|