夜来の雨も上がり、秋空で迎えた11月3日の「文化の日」、幕張西小地区スポーツ振興会(溝端恒雄会長)主催、幕張西コミュニティづくり懇談会(近藤弘会長)協賛の「自治会対抗グラウンドゴルフ大会」が、幕張海浜緑地で開かれました。参加9町会、27チーム、165名(混合チームを含む)の皆さんは、青空に負けない爽やかなプレーと親睦ぶりをみせてくれました。自治会対抗は「ハイツ自治会」が昨年に続き連覇しました。

「雨あがって良かったね」―。朝8時過ぎには参加の皆さんが続々集まりはじめました。雨に洗われただけ、芝生の緑が目に鮮やかです。
「開会式」で溝端・スポ振会長が「好天で迎えられました。年々盛んになるこの大会です。思いっきり楽しんでください」と開会の挨拶、近藤・コミュ懇会長からも参加者に激励の挨拶がありました。「A,B 2コース、各15ホール パー90打」等のルール説明と、準備体操を終えて9時ちょうどに一斉スタートです。あれれっ、ハイツの笹木さんは第1打でホールインワン。新進・コロンブスAチームの時田さんは3連続2打発進。現役なのに、どこで練習しているのでしょうね。ボールを打つ快音が響き空気も澄み切り、皆さん気持ち良さそうにプレーをされます。「行先はボールに聞いとくれ」の腕前の方は皆無、「私、弱気でダメなのょ」と言いながらロングホールでバーディーのご婦人に「弱気のお顔ではありません」と申し上げました。どのチームにも幕西の〝有名人〟がおいでで、それぞれ挨拶を交わしながらのプレーが1時間、前半が終了しました。日頃は練習していないコーポの卜部さん、「ホールインワン3発出た」に、「なにそれ!!」と大騒ぎ。話に花が咲く休憩時間です。
10時半、後半の15ホール開始です。ラグビーの五郎丸ポーズで、打ったボールに「入ってょ、お願い」の若手には大笑いです。
多分、参加最高齢の男性の田村さん、女性の吉積さんが「県西Bチーム」で一緒にプレーしていました。大正生まれのお二人は、ともにアンダーパーで颯爽と回り、文字通りの〝お達者振り〟の素晴らしさを見せて頂きました。
肌寒かった朝方の陽気も、お昼に近づくにつれて暖かさを加えたようです。スタート時にお付き合いしたコロンブスAチームの6人は、やや先行馬の気味で成績は「右肩下がり」、同じホールで全員が4打以上で大笑い、仲良しすぎるんでしょうね。
11時半には全チーム〝ホールアウト〟となりました。「スコアの集計結果」を待ちますが、1チーム6名(内女性2名以上)各30ホールの集計をするスポ振の役員さんも大変です。
閉会式は12時15分。各自治会、上位2チームのスコア合算で決める〝成績結果〟は、
昨年の優勝スコア905打を30打以上下回る、874打というとんでもない記録でハイツ自治会が昨年に引き続く連覇をしてくれました。2位はコーポ、3位は5、6丁目、BMはコロンブス、BBはインターの各町会でした。
個人賞の「ベスグロ賞」は、男性は当地区グラウンドゴルフ界の名士、ハイツの沼尻大先輩で、64のスコアは「お見事」の一言です。女性はハイツ・山口、5、6丁目・三次のお二人がこれまた67の好スコアで並び、優勝決定戦の「ニアピン」を争い、指先2㎝の差で三好さんが女性の「ベスグロ賞」、山口さんは「残念賞」となりました。
成績発表された自治会と個人の皆さんが、溝端・スポ振会長から賞品を受け、溝端会長から「素晴らしい天気と素晴らしい成績でした。11月3日の文化の日はグラウンドゴルフの日です。次回もよろしく」と閉会の言葉を受けた後、ホールインワンを叩きだした64人が賞品を受け、全員に参加賞も配られ、「次の日曜日はM@WSの大会だね」「また頑張るぞ」と挨拶しながら解散した、最後まで元気いっぱいの皆さんでした。 (渡邉 記)