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〝これぞ秋空〟大盛り上がりの「ふれあい祭り」


10月25日、NPO法人幕張西スポーツクラブ(以下ːM@WS)主催の「第9回ふれあい祭り」が、幕張西小学校で開かれました。会員、地域のみなさんとの〝ふれあいの場〟には、

1000人を大きく超す方達が集まり、軽スポーツを楽しんだり、数々の体育館の演技に魅了されたり、軽食を食べながらお話しながら、抜けるような秋空の1日を楽しみました。

やや前夜の強風が残ったと言え、早朝から役員や出店担当の皆さんは〝会場作り〟に大わらわです。地産地消・野菜販売の「下田農業ふれあい館」さん、太鼓集団「雷夢」さんは7時半には来場しました。校庭で行われる開催種目「ペタンク」「ストラックアウト」「キックターゲット」「グラウンドゴルフ」の準備も順調に進んだ8時半過ぎには、M@WSの大きな黄色の横断幕を通って来場開始となりました。

開会式前のオープニング演奏「雷夢」の太鼓の響きは、〝幕西の皆さん、ふれあい祭りですよ~、いらっしゃい〟と地域全体に呼びかけているようです。

9時からの開会式で結城・M@WS理事長は「TV、新聞などいくつかのメディアに報道され、会員も600人を超えました。着実なM@WSの発展は地域の皆様のご協力あってのことで感謝します。今日は楽しい1日を送ってください」と主催者挨拶を行いました。

臼田・連協会長は「多分、地域で一番忙しい団体がM@WSで、そのお祭りです、私もしっかり楽しませてもらいます」。溝端・スポ振会長は「600名を超す会員の中、チビッ子が増えていると聞きます。将来の楽しみであり、地域の発展に寄与されていると思います」。千葉市スポーツ振興課の木村さんは「千葉市で大いに注目されているM@WS、私も会員です」。西沢・幕張西小学校校長は「新任ですが、取り組みに感心しています。先月、本校出身のなでしこジャパン菅沢選手が来校し、子どもたちに夢を与えてくれました。幕西地区がM@WSを含め活発な活動をしているからと思います」。泉水・育成委員会会長も「ぜひ今日は笑顔でふれあってください」と、それぞれ来賓の挨拶をいただきました。

さぁ、本番は「雷夢」の演奏からスタートです。法被姿とキリリと締めた鉢巻き姿で、力強い太鼓と朗々と鳴る横笛の音は〝雲一つない青空に浸みわたる〟ように響きます。約30分の演奏を終え、大拍手とともに、各出店も一斉に「営業開始」となりました。

「消防団=焼とうもろこし」「少年野球=フリーマーケット」「バレーボール=カレー他」「バスケットボール=唐揚げ、ポテト」「ヨガ・太極拳=トン汁」そして、ふれあい祭り名物「幕張ハイツ=焼きそば」など、目移りがするほど多士済々のお店が開店、すっかり定着した新鮮野菜の販売には、あっという間にお客さんが鈴なりの列を作りました。今回の〝目玉〟のひとつ、「健生友の会」による健康相談は、体脂肪・血圧・握力など測定しな

がら問診をしてくれ、ここでも健康の話を中心に〝話の輪〟が広がりました。

体育館では10時から「公開演技」が始まります。ピリッと締った空気が漲る「空手」をトップに、すっかり上手になったM@WSの「ヒップホップ」と「太極拳」、神田外語大学のメンバーによる「フラメンコ」「フラダンス」が30分刻みで演じられます。我が子の演技を見るため若い父兄の参加が多いようです。「フラメンコ」と「フラダンス」は〝体験時間コーナー〟もあり、ヒップホップ参加のチビッ子が飛び入りするなど、こんなところでも〝地域の交流〟がいっぱいです。

今回、食べ物販売の各出店の皆さんは大忙し。あっちでもこっちでも売り手が「ちょっと待って」の大繁盛で、出店コーナーでは100人をはるかに超す〝立ち食い〟のみなさんで溢れるよう、ちなみに殆どのお店が「完売」のニコニコ顔でした。

「結城さん、なべさ~ん」、背の高い若い女性に声かけられて「誰?」と思ったら「池田です」。M@WSの創成時、〝みんなで遊ぼう〟のユニホッケーで負ける度大泣きしていた、当時小学生の由起乃君でした。来年成人を迎えると聞き、「良く来てくれたね」と感激しつつ、時の経つ早さを感じた爺さん二人でした。

フラメンコの素晴らしい演技が終わった神田外大のお嬢さんたち、妖艶な衣装のまま、焼とうもろこしをパクパク…。若さって何よりをまたまた痛感させてくれました。

お昼過ぎ、少年野球・ファイヤーズ軍団の来場です。一挙に賑やかさが回復です。

さぁ、午後。1時半から校庭で「ニアピン大会」「キックターゲット」「ストラックアウト」の開始になります。主役は当然小学生。エィヤ~とクラブを振り回したり、サッカーのゴールに鮮やかなシュートを決めたり、ナイスストライクを投げ込んだりと疲れを知らない大はしゃぎ。中には、3種目全てに挑戦のお友達もいました。「負けられないね」とベテランもニアピン大会には多数参加、日頃の腕前を十二分に見せてくれました。

午後3時前、「お祭り」も終わりの時間です。「楽しかった」「お腹パンパン」「お世話になりました」―。それぞれの挨拶で全員大満足の顔で家路についてくれました。

来年は「記念の10周年」を迎えるM@WSです。今日の晴れ渡った秋空の様に、爽やかな気持ちで〝幕西地区の一人一人で作るM@WS10年〟を迎えたいものです。 (渡邉 記)


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