レベルも交流も豊富になったテニス大会
- kaimakupeople
- 2011年7月3日
- 読了時間: 3分
前日の酷暑も治まってテニス日和に恵まれた‘半夏生’の7月2日、「習志野イースタンスポーツクラブ」(NES)主催、「千葉県総合型地域スポーツクラブ連絡協議会」「財団法人習志野市スポーツ振興協会」「習志野市教育委員会」後援の‘第9回硬式テニス指導者育成研修会兼交流ダブルスマッチ’が32名のプレーヤーが集まり、習志野市袖ヶ浦テニスコートで開催されました。開催回数も9回を重ね、研修の中味も充実、プレーヤーのレベルも向上した素晴らしい大会となりました。
開会式で高梨NES理事長から「4年前に第1回を開いて、皆さんの協力で回を重ねることが出来た。今日は大いにプレーを楽しんで下さい」との挨拶を受けました。大会スタッフの紹介、試合ルールの説明を行った後、全員で準備体操をし、秋山礼美講師による‘研修’に入りました。いつもニューボール使用の豪勢な研修には力が入るというものです。秋山さんは「準備体操にジャンプが入っていました。アキレス腱断絶予防の大切な体操で、是非取り入れてください」と言われた後、「ミニテニス」「クロス&ストレートラリー」とスムーズですが、かなりハードな練習です。15分過ぎて、やや皆さん疲れた頃「これはウォーミングアップです」の秋山さんに年配の参加者は「ゲッ!」。
休憩を挟んで「ストローク&ボレー」と流れるように研修は進みます。「ストローカーは構えが遅くてはいけません。ボレーヤーはラケットのヘッドが下がっている方がいますょ」秋山さんの講義は、懇切丁寧と同時に、内容が以前の研修に比べ高度になってきました。サーブの練習で‘ラケット持たないでボール投げ’をし、「身体の使い方は同じです」とユニークな練習方法も教えていただきました。
45分間の研修を終え、4コート各8名に別れ、「交流ダブルスマッチ」の開始です。一人4試合、毎回ペアを変えてのゲームは、真剣な中にも楽しそう-。時には珍プレーも飛び出しますが、内緒です。ミックス戦が主ですが、時には男性ペアvs女性ペアもあり男性チームが悪戦苦闘のケースも見受け、‘千葉の女は強いのだ’とどこかで聞いた言葉を思い出しました。
年配(失礼)の、豆川(M@WS)・宮田(NES)コンビの老練なプレーぶりは‘いつまでも出来るスポーツ・テニス’を実感させてくれました。
午後4時半過ぎに決勝戦まで無事に終了し、優勝は井川(見明川SC)・中山(NBS)、準優勝は二上(M@WS)・菅野(NBS)、3位は野村・加藤(共にNES)が全員の拍手の中で表彰されました。
講評で秋山講師は「回数を重ねるたびに皆さんの実力が向上していることが分かります。何より大切なことは、テニスをすることが楽しいと思うことです。大震災で必ずしも世の中に活気が戻っていないと言われますが、是非スポーツで元気になりましょう」と印象に残る講評をしてくれました。次回は区切りの10回大会、指導者としての勉強もして試合も楽しめる素晴らしい大会を更に発展させたいものです。 (渡邉 記)
2011年07月04日|投稿者:スタッフ|
Comentários