幕張西スポーツクラブ(以下M@WS)が創立10周年を迎え、10月30日に「第10回ふれあい祭り」を開催することと軌を一にするように、結城幸雄M@WS理事長が10月7日、都内・霞が関の文部科学省中央合同庁舎で「文部科学大臣賞」を受賞するという素晴らしいニュースが飛び込んできました。千葉県体育協会からの推薦を受けて〝生涯スポーツの発展に尽力した〟ことが授賞の理由です。「みんなで盛り上げ、県内で有数のクラブに成長したM@WSを、後退させることなく更に発展させたい」と語る結城さんです。
結城さんが、幕張西地区でスポーツ活動に取り組んだのは、幕張コーポに住み少年野球「アローズ」の指導にあたった40年前だそうです。その後、「社会体育振興会」(現在はスポーツ振興会)の役員を長く務め、同時に10年前に総合型地域スポーツクラブとして発足したM@WSの文字通り〝核〟として、運営はもとより時間の許す限り実施種目に顔を出し、維持・発展に貢献されています。「ゆうきさ~ん」と声をかけられる小学生会員の育成にも、熱意を持ち続け、超繁忙の毎日を送っています。
〝いつでも〟〝どこでも〟〝誰とでも〟〝いつまでも〟―。スポーツを楽しみながら地域の絆を強めることが目的の総合型地域スポーツクラブですが、年々取組み種目も会員数も着実に増え、幕西地区内で〝生涯スポーツの組織〟として住民の皆さんから認められるM@WSに成長しました。
受賞の感想をお聞きしたら「ここまでM@WSの協力・発展に寄与された、たくさんの関係者を代表して頂きます」と語ってくれました。日夜不在がちのお宅を守る奥様は何と言っていられますかと意地悪な質問には「昔はなかなか理解されませんでした。でも、妻も地域活動を始めた昨今は、〝お疲れ様〟と言ってくれます。7日の受賞にも同行してくれました」と、これは聞かなければよい質問でした。
団体として「文部科学大臣賞」をM@WSは2年前に受賞しましたが、今回の朗報を契機に、
浮つくことなく、腰を据え、身の丈に合った充実した活動を展開して、会員ひとりひとりが主人公のさらに発展したM@WSを目指したいものです。結城さん、おめでとうございます。
(渡邉 記)