来年こそ優勝だ!! 幕西の２チームとも、優勝まで‘あと一歩’ 第50回千葉市少年球技大会(美浜区少年少女ドッジボール大会)
社体振主催、表記の大会が７月25日(日)、真砂第二中学校体育館で開かれました。幕西地区からは、「ファイヤーズ」(少年野球チーム)・「マウス」(練習会での選抜チーム)の２チームが出場、両チームともコーチ、役員が驚くような奮戦ぶりを見せ、ファイヤーズはBコート準優勝、マウスはAコート準決勝進出という好成績をあげました。
開会式は定刻８時45分に開始、増子体指連・美浜区会長から「みんな、元気ですかぁ」と選手たちに呼びかけながら「夏休み最初の大会、いろいろなスポーツに応用できるドッジボールを楽しく、精一杯水分を十分摂りながら頑張って下さい」と開会の挨拶がありました。来賓の溝端・幕張西社体振会長は「秋には県内で国体が開かれます。大きくなったらアスリートになれるよう、また今日の種目は団体競技、チームと仲間を大切にしながら頑張りましょう」と、激励の挨拶がありました。
続いて全員で準備体操、指導は幕西の鈴木体育指導員、三人ともいつもお世話になっている方達だけに、幕西から出場の子供たちは「全員、知っているも〜ん…」。
９時過ぎにA,Bコートに9チームごと分かれて試合開始、試合形式は1チーム10人、1ｾｯﾄ4分の2ｾｯﾄ先取というルールです。マウスはAコート、ファイヤーズはBコートで戦いました。
最初の試合から登場のファイヤーズは、「真砂三小A」と戦いましたが、いつもの野球のようにいかない感じで、折角相手の選手に当てても‘ラインクロス’の反則をとられることが多く、３セット戦い、辛勝―。応援のコーチの皆さんをハラハラさせました。
２回戦はvs「真砂一小C」、どうやらルールにも慣れた選手は余裕のｽﾄﾚｰﾄ勝ちで準決勝進出です。
一方マウスは、10人中男子は５年生の照沼・武田くんのみ、残りは交替選手も全て女子で「今年は可哀相だけど期待できないね」が試合開始前の引率役員の陰の声、そんな声も知らず「やるゾ、オ〜ｯ」と「ピラメキドッジマン(高浜小)」とプレーボールです。要所々々を男子が締め、女子は‘ヒラリヒラリ’と逃げ回る戦術が的中、勝ち残っているファイヤーズの応援もあり、何と大番狂わせ(ご免ね)のストレート勝ちです。これには増子、溝端、鈴木の開会式の要職を務めたお三人も我を忘れて「よくやった〜、頑張った〜」とニコニコ顔でした。
10時を過ぎると「連日猛暑日」が続くカンカン照りで、体育館の中で走り、投げ、逃げ回る子供たちは誰もがシャワーを浴びたように体中がビッショリです。
さぁ、困りました。11時過ぎ、準決勝がA,Bコートで始まり、ファイヤーズvsごりラックマ(高浜小)、マウスはvs高洲四小６年生と同時プレーボールです。応援もあっち見たり、こっち応援したりです。ファイヤーズはやや苦戦しましたが、「ポイント差」の勝利でBコート決勝進出を決めました。
Aコートのマウスは、エース格の武田君が途中で膝を捻るﾄﾗﾌﾞﾙが起こり、一時退場を余儀なくされましたが「私たちが頑張る」と幕張西地区伝統の‘女性が強い伝統’を守る女子生徒が大奮闘、３セット目に勝負を持ち込みました。結果は‘1ポイント差’、６年生の強豪相手に文字通りの「惜敗」となりました。「来年は絶対優勝します」と語ってくれた武田君の汗にまみれた顔が印象的でした。
Bコートの決勝戦が開始です。ファイヤーズの相手は「いなはまファイト(稲浜小)」、いつも野球のコーチをし、今日は応援に回っている皆さんは「おい○○、いつも正面で取れといっているが、今日は取れているぞ。これからもそうしろょ」と、いつものグラウンドの癖が思わず出るようです。
第１セットは‘勝ち’、「行けるぞ」と思ったのですが相手も流石で第２セットは‘負け’、最終の第３セットに入ると両チームとも応援団の声と「それ〜ｯ」とボールを投げ合う声とで耳もつんざくばかり―。12分の試合はあっと言う間に終わりました。「どっちが勝った？」「どっちにしても僅差だな」と緊張の集計の後「１ポイント差でいなはまファイトの勝ち」と審判のコールでファイヤーズの面々はフロアに膝ついてガックリでした。でも、他チームのように練習もあまり無しの中での準優勝は見事なものでした。Aコートは「真砂五小」が優勝しました。
正午過ぎの閉会式ではA,Bコートの優勝・準優勝の4チームが表彰された後、「したたる汗と、力強いプレーをみせてくれてありがとう。夏休み楽しく、元気に過ごして下さい」と、増子体指連・美浜区会長の講評があり、‘暑かったけど、小学生の元気さ’を十二分に発揮した大会を終了しました。(渡邉 記)
2010年07月26日｜投稿者：スタッフ｜