小春日和の12月3日、NPO法人習志野イースタンスポーツクラブ主催(以下:NES)の「NESスポーツフェスティバル2016」が、習志野市東部体育館で開催されました。盛大な開会式、〝スポーツ体験〟〝カルチャーコーナー〟〝健康相談〟〝模擬店コーナー〟など多彩な交流の場を、会員・地域の皆さんは夕方まで心ゆくまで楽しんでいました。
体育館内に、東習志野小学校吹奏楽部のファンファーレが轟き、アトラクションとして、NESの16人の皆さんによる太極拳の演技に続いて開会式が始まりました。主賓の宮本・習志野市長が舞台に立ち、習志野市歌の斉唱をリードされ、まずビックリです。
高梨・NES理事長が会員、来賓の参加にお礼を述べるとともに、次のように開会の挨拶をされました。
「2003年のNES結成以来14年目、今回のフェスティバルは9回を数えます。一貫して我々NESは地域の〝健康社会の実現〟と〝子供たちの健全育成〟を追求してまいりました。この間、地元の諸団体の大きな協力を頂き、改めて感謝申し上げるとともに今後も更なるご尽力を賜るようお願い致します」―。NESのスローガンである〝スポーツがつくる活動、いきいき地域〟を常に念頭に置かれた素晴らしいご挨拶でした。
宮本・習志野市長、木村市議会議長、佐藤県会議員、植松市教育委員長と来賓のご挨拶が続きましたが、宮本市長の「1市民、1文化、1スポーツ、1ボランティア」を訴えた祝辞が印象的でした。
10時過ぎ、アトラクション第2部が始まり、全国に勇名をはせた東習志野小学校吹奏楽部が、今年もメリハリの効いた素晴らしいマーチ演奏を聞かせてくれました。習志野市のイメージキャラクターのナラシド♪君、そしてチーバ君も手を振り熱烈応援です。
東京2020オリンピックに正式種目に決まったスポーツクライミングの紹介がありました。
12mの〝壁〟を設営できる東部体育館に感心しながら見学すると、妙技公開の演技者は何と若い女性でした。全員が壁を見上ながら〝頑張れ~〟です。
いつの間に体育館アリーナは「スポーツ体験コーナー」に一変、これぞ〝手作りフェスティバル〟で、「昔の遊び」「的当て」「卓球」「ペタンク」「バウンドテニス」の各コーナーに一斉にチビッ子先頭に参加します。
体育館2階は〝身体測定〟などの「健康支援コーナー」、体育館前の駐車場は、焼きそば・ポップコーン、フランクフルト、綿菓子など販売の「模擬店コーナー」、そして〝新鮮野菜販売コーナー〟には、目当てのお客が鈴なりです。クラブハウスでは、喫茶とともに絵葉書など作成の「カルチャーコーナー」と、地域の皆さんとの交流の場は夕方まで続きました。スポーツと健康、交流が見事に融合された場を見せてくれたNESの「スポーツフェスティバル2016」でした。(渡邉 記)