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社会福祉協議会が「講習会」開催


猛烈残暑に負けずに勉強々々

社会福祉協議会が「講習会」開催しました

 社会福祉協議会幕張西地区部会・ボランティア委員会主催の「講習会」が8月31日、30人以上が参加し幕張西公民館で開催されました。講習テーマは「尿失禁について」―。お堅い講義とは大違いで、‘もれない’‘もらさない’為の体操を実技を交えて勉強する、実践的な講習会となりました。

 ボランティア委員会・西山委員長から、今日の講師の紹介がありました。美浜保健福祉センターの中本、野宮お二人の保健師さんで中本さんは好青年、野宮さんも如何にもお若い女性で、年配の講師と思い込んでいたのでビックリです。

 中本さんから「40歳以上のデータで男性は8人に1人、女性は半分近くが尿失禁の経験があります。加齢や出産により、笑ったときや重いものを持ち上げたはずみに‘尿漏れ’を起こすことは多くの方が経験していること、少しでも症状が改善されるよう、みんなで勉強しましょう」と優しい口調で挨拶されました。

 「さぁ、これからお堅い話」と思ったら、7,8人づつが輪を作りカラーボールを使い野宮さんの指導で‘軽〜い’体操。会場の講堂に童心に返ったような元気なベテランの笑い声が響き、ウッスラと汗をかいてからお話開始となりました。

 講師の中本さんは、女性に多い「腹圧性尿失禁」、男性に多い「切迫性尿失禁」など‘尿漏れ’の種類を詳しく説明し、いずれも「骨盤底筋」という膀胱の蛇口にある筋肉を鍛える体操で改善するとの‘経験者’にとっては嬉しい講義をされました。

 続いて男女に分かれてユーモラスなネーミングの‘もらさん尿体操’の実地研修です。男性には中本さん、女性は野宮さんがパンフレットを参考にしながら、懇切丁寧な指導で、みなさん真剣に「イチニ、いちに」―。男性には前立腺肥大についても解説がありました。

 2時間はアッという間に過ぎ、‘もらさん尿体操’は即効性はないから粘り強く続けて欲しいとの両講師から「まとめ」の挨拶と、今年から変わった「ガン検診」の説明もあり講習会は終了しました。

 「暑い中、参加し勉強した甲斐があった」と実感した、大変実践的で有意義な集まりでした。

 なお‘もらさん尿体操’の説明パンフはM@WS広報係に一部だけあります。必要な方はCONTACTを使い連絡ください。コピーとなりますがお渡しします。

2010年09月02日|投稿者:スタッフ|


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