朝はドンヨリした〝梅雨寒〟。「そんな天気は吹っ飛ばせ」と大会史上最多の112人が幕張海浜緑地公園に集合、NPO法人幕張西スポーツクラブ(以下M@WS)主催「第17回幕張西地区グラウンドゴルフ選手権大会」が6月21日開催されました。ともすれば〝マクニシ女性の凄さ・強さが目立つ〟この大会、今回も優勝と3位はしっかり女性が占めてくれました。
8時前から参加クラブの皆さんがコース設営、「手作り大会」がすっかり浸透しています。
8時半の開会式で結城大会会長(M@WS理事長)は「いつもM@WSへのご支援に感謝します。また、準備に当たられたクラブの皆さんありがとうございます。おかしな天気ですが、私が雨は降らせません。(ちなみに結城さんは雨男かな?)怪我のないよう頑張ってください」と挨拶しました。新大会実行委員長の中島さんのユーモア溢れた挨拶に続き、広谷競技委員長の「ルール説明」と全員でストレッチを行い、9時前ホイッスルを合図にA~Dコース計32ホールに分かれ一斉スタートしました。
あれっ、ホイッスル直後の第1打でコーポ友遊会の北川さんはホールインワン。4人1組のどこでも皆さん上手になってミスショットなど皆無―。出る声は〝惜しい〟とか〝3打にしちゃったょ〟などばかりです。ロングコースでも、マクニシ女性は男性に負けず距離を稼いでくれます。
チョビッと雨が降ってきました。でも皆さん〝雨にも負けず〟で頑張ってくれます。今回から出場できるようになった、前大会実行委員長の沼尻さん、「だめじゃぁ~」だそうですが、とてもうれしそうなお顔でプレーを楽しまれていました。
1時間でハーフ終了、スコア提出して小休止。「本降りにならないうちに早めに後半スタートしましょう」の声に、〝さぁ、もうひと踏ん張り〟です。
いかにも和気藹々のD-11組、玉村、松丸、寺沢、高橋さんにリポーターは密着取材です。
「本当に初めて会ったんですか?」と疑うほどの仲の良さで、互いに〝タマちゃん〟〝テラちゃん〟〝タカちゃん〟と呼び合って切磋琢磨、ホールインワンを全員が出す実力も素晴らしいもの。地域の結びつきの強さを見事にみせてくれました。
11時前全組終了、小雨も上がってくれました。スコア集計出来るまで、いつものように〝我こそは〟の名人32人で「ニアピン大会」が始まります。開始前に練習してもムダなようで、本番になると役員がホールの位置を変えてしまう〝意地悪〟をしてくれました。
各クラブのお友達の声援を受けての優勝は坂井忠夫さん、2位は山村俊明さん、3位は大谷芳子さんで〝本番で勝ちたかったな〟と贅沢なことを言われていました。
閉会式兼表彰式は正午から。「ニアピン大会」の表彰後、個人総合成績が発表されました。栄えある優勝は66打の好スコアで〝和気藹々組〟の女性の寺沢信子さん、玉村、松丸、高橋さんが自分の優勝の様に喜ぶ姿が印象的でした。2位には前回大会優勝の強豪、人見明之さん、3位は西沢文子さんと女性が1,3位を占め〝また女性に負けちゃった〟と男性陣のぼやく声が聞こえました。「ラッキー7賞」「当日賞」「ブービー賞」「ブービーメーカー賞」と、どんな賞にも全員で大拍手です。「跳び賞」授与になると、50位、60位、70位が複数人数で皆の前でジャンケン。〝勝った々々〟〝負けちゃった〟と何方も無邪気そのものです。
表彰が無事終わり、事務局の増子さんが「天気がもって良かったです。今日の参加の方のうち22名M@WSの非会員がおいでになります。軽いスポーツを日常行うことは大切で、是非M@WS入会をご検討ください」と挨拶しました。
何回出しても一つの「ホールインワン賞」は自己申告で、相変わらずズラーっと長い列。「最後まで天気持ってよかった」と言いながら大会は無事終了、解散しました。 (渡邉 記)